ポンプ自動車造りで95年 北海道モリタ

「北海道モリタ」は創業大正4年で苗穂町に移転してきたのは昭和52年、今年で95周年を迎

える非常に歴史がある会社で、創業当初から「ポンプ」に関する仕事を行っていたそうです

現在ではその技術が進化し「ポンプ」を搭載した消防自動車の製造・販売、消火設備と

消防用品の販売と消防設備（火災報知器など）、麈芥収集車・衛生車等環境保全車両（バキ

ュームカー・ゴミ収集車・散水車など）の製造・販売などを扱っています。消防自動車にも

色々種類があり、ポンプ車・化学車・粉末専用消防車・はしご車・救助工作車・特殊車両な

どがあり、ここではそれぞれ発注元の好みや要望によって手造りしています。

車体は日産・ＩＳＵＺＵ・日野・三菱などのトラックの荷台に何も乗っていない状態からポ

ンプをつけてボディの部分は鉄板を叩いたり伸ばしたり曲げたり板金して注文にあった形に

仕上げていくそうです。



現在の消防車が放水するのは水だけではなく薬剤を混ぜることによって水から泡に変えて建

物や壁などにより吸着して早く消火できる様改良されているそうです。


消防車を造っている所を見せていただきましたが本当に一つ一つ丁寧に手造りで板金や溶接などをしていました。

完成間近の消防車を近くで見てみましたが、きれいな赤色で染められたボディは大きく迫力

がありました。一台の消防車を造り上げるのに約3カ月かかり、年間約25台造っているということです。





「北海道モリタ」では他に消火器も取り扱っております。最近、物置や車庫の中に何年も放

置して消火器の底が腐って破裂する事故が増えています。消火器の耐用年数は8年なのです

がそれ以上年数が経ってくると中の薬剤が固まっていざという時に出てこないなどという事

もあるそうです。


「北海道モリタ」では消火器の点検・販売も行っています。標準家庭用の消火器が９８００

円～販売しており、古くなった消火器の回収も行っております。皆さんのご家庭の消火器も

古くなったり、腐食したりしていないか一度点検してみてはいかがですか？


㈱北海道モリタ
札幌市東区苗穂町13丁目２～17
電話　７２１～４１１４