竹の椅子

寒いけど少し春が近づいてきましたね。
我が家の梅も少し花開いております。
近くの地鎮さんのある小山が、年二回の祭の日に世話人が登るくらいで、訪れる人も少なくなり、周囲は雑木と孟宗竹がはびこっております。
地域のどこの家からも、祭のときの「のぼり」すら見えません。
地鎮さんは土地の神さまで、社日の日に、豊作祈願、農作業の際の事故防止、豊作への感謝をお願いするのですが、周りのたんぼも見えません。見えなければ守ってくれないわなー?
そこで土地の持ち主の了解を得て、時間ができた時(暇なとき?)に伐採をすることにしました。
とりあえず、のり面20m×6mくらいを切り開いたのですが、切った竹と木をどう処分するか。
木は風呂の焚き木にできるが、竹は使い道がない。
試しに、簡単に手間がかからない方法での、竹の椅子制作を考えてみました。
こんなの
足先と上の座るところには直径10cm位の竹、支柱は直径7cmくらい。
支柱の竹を軽く当てておいて、えんびつで罫書き。
ドリルで穴をあけておいて、ジグソーで切り抜く。
後は支柱を当てながら丁度に入るように、切り出しナイフで穴を広げる。
生の青竹は削りやすい。
椅子を持ち上げた時に抜けないようにするのと、竹の向きが変わらないように、そして、若干の補強を兼ねて、接合部に直径8mmの竹の丸棒を差し込み、くさびとした。
8mmの竹の丸棒をどう作るか、いろいろ考えてみた。
竹を割って大体9mm位の太さにした後、10mmの金属ナットをねじ込み、ナットを抜いた後のネジ傷を見えなくなるように削ると、丁度良い太さの真っ直ぐな竹棒ができた。
簡単でいい方法だと自分で思う。 今後、丸棒が必要なときに活かせるテクニック。
ちょっと一休みするとき、場所をとらずに座れま~す。
もっと簡単に作ることのできる椅子はあるかなー。
切り出した竹でこの椅子を作ると、100基以上できるけど、そんな元気はない!
他に使い道がないかなー? 孟宗竹。