きつい時ほど

応援するのがサポーターってもんだろう、と頭では分かっているんだけど、
昨日は、申し訳ないが４点目を入れられた時点で席を立ってしまった（って
言ってもザスパークだけど）。

家族に八つ当たりするわけにも行かず、ポテチ一袋やけ喰いして早々と寝て
しまった。
おかげでこんな時間からめがさめてるんだが……


今植木監督の試合後のコメント読んだけど、かつてない昇格争いのプレッシャー
の中で選手がてんぱっているみたいだな。プロなんだから上手に切り替えて、
また挑んでもらうしかないな（去年WBCで崖っぷちに追い込まれた敗戦の日、イチ
ローは「歯を磨くのも忘れるほど酔っ払って寝てしまいました」ってことらしかったが）。

もう山形戦のチケット買っちゃったし、今度は最後まで席を立たずに見つめよう。

試合経過

昨日のこと、せめて得点シーンだけでも忘れないうちにメモっとこう。
VTRなしなので、結構難しい。しかもスタンドじゃないし、名前知らな
い選手多いし。

１点目、前半15分くらい。左サイド、アルテの選手が「オフサイド～！」
って叫ぶようなタイミングで、藤崎が抜け出し、そのまま自分でゴール。
２点目、前半25分くらい。今度は右サイドを、正太が抜け出し、自分で
ゴール！　どっちもぎりぎりのタイミングで狙ったいい飛び出しだった。
そして、VTRのない悲しさ。どっちのゴールもラストパスを出したのが誰
だかわからない。
情けない。

後半、追いつかれた後の35分ころ、高校卒業したばかりの木下と、途中出
場の森川がペナルエィエリア付近で、ワンツーで崩して森川がフィニッシュ。
これは美しかった。


涼君ばりのチョロを見たかった藤崎と、トップチームに呼ばれてるい正太
の２トップの得点が見られたんだから、美味しかった。
また19歳の木下君、ゲーム中倒した相手を気遣って謝っているのは初々し
かった（１失点目はその間に取られたんだけど）。

ディフェンスの選手の活躍をチェックするのもできなかったし、こうやって
見るとサッカー見るのって結構難しいなぁ。

「意外と」は失礼か

ザスパU－23とアルテの練習試合。意外と（と言っては選手に失礼だが）
迫力あったなぁ。負傷交代者が出るほどの激しいあたり。やはり練習とは
違う。プレーもそうだが、グランドが近いからぶつかる音、指示の怒鳴り
声もはっきり聞こえるし。（もっとも、選手名がわからないからアルテの
声だったのか、ザスパの声だったのかよくわからないシーンも多かったけ
ど）。後半は圧倒的にアルテの声だったな。……試合前「なめてかかるな
よ」って声かけてたのに、２－０で負けて折り返したからかな。

平日の午前中、多分高校時代の試合の方が、観客多かったんじゃないかな？
早く上にあがって太鼓と声援のにぎやかな中でやりたいだろうな。頑張って
もらおう。


それにしても、群馬にもいましたサッカー好きおばさん（おねぇさん？）。
熊谷の時は先発メンバーが誰、交代が誰、って分かったけど、今日は練習試
合につき、俄かザスパファンには分からない選手の方が多かったけれど、全
選手分かっていたもんなぁ。それも背番号じゃなく顔で。

「選手の家族の方ですか？」
「いえ、ただのファンです」
「59番何ていう子か分かります？」
「誰だろ、番号で見てないし」
「これこれこういう外見」
「あっ、飯山悠吾」

すっげ～。

「飲み物差し入れて帰る」とのことだった。
俺はお昼で、いい加減帰らないとかみさんに怒られそうなのでそこまでは見ず
に帰ったけど、今度はそこまで見てみようかな。アルテの選手には梨が差し入
れられて「アザース！」って食べてたから、きっとあんなほのぼのした光景に
なるんだろうな。

わくわく

ザスパU－23チームが、明後日榛東グランドで試合をやるらしい。

レッズ戦と違い、今度は温泉で働いてる選手主体かな？
「湘南は残念ながらザスパークだな」とあきらめていたけれど、
涼君の代わりに藤崎のチョロぶりと、レッズのサッカーおばさん推薦の
金生谷の視野の広さぶりを生で拝ませてもらおう。

エースの穴

10人になったわけではないけれど、今年、二試合を除いて必ず先発していたエース高田が入院離脱。チームとしては苦しいに決まっていたろう。

けれど……、危機に際して逆に勇気が湧くなら、それは闘う者として素晴らしいと思う。

ヒーローインタビューで「これで植木さんも静かになると思います」と笑いを取りに行った熊林選手。初ゴール後、真先に抱きついた相手は植木監督。試合後のマイクパフォーマンスは高田選手に捧げるもの。

チームとして「エースが戻って来るまでやらねば！」の意識が攻撃精神に火を点けたんだろうな。雨で2000人しか入らなかったけれど、スタンドとピッチ上が同じ気持ちだったと思う。雨の中、見に行った甲斐があった。

最後は勇気

古い話だが、フランスワールドカップで、一勝もできず帰ってきた空港で、ファンに水をかけられた城彰二は、フランスでの試合中、中田に「もっとシュート打たんか」と頭を撫でられたらしい。

前節横浜戦で、ボールを支配しながら勝てなかったことを、「なんだろう」と思っていたら、今週号のサッカーマガジンの北京の記事でヒントを貰った。キーワード「攻め切る勇気」。

シュートを打つのに「勇気が要る」というのは、素人の俺には、正直なところ実感として分からないが、きっと勇気が要ることなのだろう。

都倉のデビュー戦、パスしてもよかったシーンで強引にシュート。自身は試合後のインタビューで反省していたようだが、司令塔の島田は「戦える選手だなと思った」とコメントしてる。

攻め切る勇気、勇気見せられるからスタンドに行くのかもしれない。

サッカー好きおばさん

お盆迎えも終わり、よしっ今日の仕事は終わり！　と、サテライト「ザスパＶＳレッズ」を見に熊谷まで。初めてのことでよく分からず、駅の北口のバス停で運転手に尋ねていると、見知らぬおばちゃん（おねぇさん？）が「あっちのバスの方が出るの遅いけど、近くまで行くからあっちがいいわよ」と親切にもバスまで案内してくれた。

レッズサポーター。あの赤い悪魔女性版かぁ、と内心身構えていると、これが実にきさくないい人。レッズユース出身の金生谷選手を小雨グランドまで応援に行ったことがあるらしく、その時ザスパファンが車で運んでくれたらしい。うーん情けは人の為ならずってことか……。缶ビールをクイっと飲み干すと、競技場まで、こっちがついていくのがやっとのような勢いで語ってくれた。全く退屈しなかった。面白かった。

ところで試合。都倉・藤崎の凸凹２トップも絵としてはよかったけど、公式戦の最中選手がピッチ上でどういう声を出しているか、息遣いまで聞こえて面白かった（桜田選手副審に怒ってたなぁ）。負けて面白かったなんて言ってちゃだめか……。それにしてもさすが「赤い悪魔」、２－０で勝っている状況で「練習試合じゃねぇんだぞ！」って怒るとは。

サッカー好きおばさん、今日の群テレ、ＤＵＳＨ、金生谷君見られるといいな……

またまた10人

水戸戦
最後５分間とは言え、これで３試合連続の10人。
少なくなったので「もしや」と期待したけれど、100勝目がかかったホームの水戸もさすがに意地があったか。しかし少ない状態でも押し込んだシーンがあったし、相変わらず面白い。

にしても水戸は厳しかったな、何かあったのか？　それとも草津の出場停止が多すぎるせいか？

８月中のトップのホームは24日だけか。
ザスパの原点、「温泉で働きながら」のＵ‐23を熊谷に応援に行くか。

数的不利と集中

ザスパ。
前節10人に負けて、昨日は10人で勝って、だからサッカーは面白いというか興奮するというか、思えば天皇杯で横浜を破った時は最後２人少ない状態での勝利、あれで一層（群馬県人であるということと、温泉で働きながらの選手たちということで応援はしていたけど）ザスパが好きになったんだっけ。

自分はサッカー経験者じゃないからわかんないけど、数的不利になった時の逆のプラスの効果が何なのか、今後も気にしそうな勝点３だった。

また見に行こうっと。