緑風台の小さな専門店

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2月の誕生石

2015-02-05 | 日記

二回目となりました、誕生石コラムです

 

2月の誕生石は、“アメジスト(Amethyst)”です。

高貴・知性といった意味を持っており、和名は紫水晶と言い、数ある水晶の中でも宝石として高く評価されている石です。

 

紫色といっても、淡いライラック色、すみれ色~濃い紫色まで幅広い色合いがあります。

 紫色の発色の原因は、微量の鉄イオンが含まれているためとされています。

 アメジストは直射日光で退色する性質があるため、注意が必要です。

 

[効果]

高貴な色である紫色のアメジストは、持ち主の美しさや魅力、才能を引き出す効果があります。

「恋の悪酔い」から守る石でもあり、人を見抜く目を与え、良い異性との出会いや恋愛を取り持つ効果のある石です。

特に、年齢の高い恋人同士や、精神的なつながりの強いカップルに祝福を送ってくれると云われています。

様々な悩みを持った時にも、自分自身を見失うことなく、感情を冷静にコントロールし、進むべき道を切り開く手助けをしてくれる石です。 

何事にも知性を持って、高貴に、美しく対処できるような手助けをしてくれます。

ギリシア神話のエピソードのように、アメジストは危険から逃れるパワーを持ち、そんな危機や困難も精神的な

 エネルギーで乗り越えられるようにしてくれると云われています。

 

[お手入れ方法]

アメジストには、日光によって退色するという性質があります。日光に当たったからといって、すぐさま色が抜ける訳ではありませんが、

保管する時は直射日光を避け、黒い布などをかけておくと良いでしょう。

 

[アメジストのお話]

2月の誕生石アメジストの紫色は、宗教的・霊的権威の高い色とされ、その美しさから、昔から様々な人や文明に尊ばれてきました。

中世では王冠や聖職者の指輪など、力の象徴や兵士たちの安全のお守りとして、特別な力を持つ宝石と見なされてきました。

中国では晋~唐時代に強壮薬として使われていたそうです。

アメジストの語源はギリシア語のa-methu(酔わない)に由来します。

ギリシア神話に登場する月の女神ダイアナに仕える女官アメシストの悲劇から、この名がつけられました。

 酒の神バッカスが、女神ダイアナに戒められ、腹いせに「最初に会った人間を虎に襲わせる」と決めました。

 そこへ現れたのが、美しく信仰深いアメシスト。虎が彼女に襲いかかろうとしたその瞬間、女神ダイアナはアメシストを

 守るため、透き通った水晶に変身させてしまいました。

 バッカスは水晶になったアメシストのあまりの美しさに呆然とし、自分のしたことを悔やみ、その水晶に葡萄酒を

 注ぎました。すると彼女の身体は清らかな美しい紫色の宝石へと変わっていったのです。

コメント
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