自称芸術家
1970年代、日本の文芸が最後のひと花を咲かせていた頃、小説家が小説家として認知されている証明は、毎月どこかの文芸誌に短篇か中編を掲載することだった。その後の時代...
技術的に撮れない・焼けない
「好きな写真家は」と聞かれたらラルティーグと答える。たまに、加えてアラーキー...
街路
猛暑の上にお盆休みのさ中、都内のオフィス街は、人は勿論車さえもまばら。 カ...
晩夏
もうすぐお彼岸。昔からの言い習わしどおり、暑さもそのあたりで打ち止めだと良...
面白くない
同じ分野で創作を長く続けていると、当然のように心情にも変化が生じ、気付けば...
登板間隔
このWeblogの取り得というと15年以上続けていることくらいのものだが、それでも、ある日唐突に『もう止めても良いんじゃないか』と思う時は来る。今迄楽しんでやって...
後悔
思春期の、ある種夏の思い出には、なかば後悔に似た感情を伴うものがある。
時代の香り
歴史の長い、同一文学賞の入選作を10年等間隔で読み比べてみると、それぞれに異...
生活費が続く限り
プロのフォトグラファーは、注文をくれたクライアントを満足させるものを撮って...
ぼくのフジペット
父親に写真の趣味があり、そのせいで、小学生になって間もなくフジペットを買っ...