グァテマラ日本人学校

日々の学校の様子をお伝えいたします。

行事に向かって

2017-08-25 15:29:24 | 日記
グアテマラ時間で今子どもたちの下校時刻です。
現在15:30、
スクールバスは安全に気をつけて出発しました。しかし、金曜日で雨が降ると、普段よりも交通渋滞は
ひどくなります。学校では職員がスクールバスが無事子どもたちを家庭に届け、学校に戻ってくるまで
今日はどのくらい時間がかかるかなあと待機しています。遅くなると3時間もかかることがあります。

さて、今学期はいくつもの行事が控えています。今週は、まず運動会のチームや応援歌を決めるために、
業間休みは全員で話し合いました。
新しい歌、古い歌いろいろと意見が出されました。どんな曲になるでしょか。みんな、元気が出るような
明るい曲がふさわしいと思いますが。

            

 本日の下校時は、3年生が国語で習った詩の朗読をみんなの前に披露しました。
 
  「わたしと小鳥とすずと」金子みすゞ
  
 元気よく、はっきりと発表できました。
  
     わたしが両手をひろげても   
     お空はちっともとべないが、 
     とべる小鳥はわたしのように、
     地面をはやくは走れない。

     わたしがからだをゆすっても、
     きれいな音はでないけど、
     あの鳴るすずはわたしのように
     たくさんなうたは知らないよ。
     
     すずと、小鳥と、それからわたし、
     みんなちがって、みんないい。

という、有名な詩です。教科書に載っています。本校は、8名の少人数です。それぞれ個性があり、
みんな違います。でも、家族のように仲良しです。
運動会できっとますます絆を深めてくれることでしょう。

   
          

  校内のコーヒーの木、ブーンゲンビリア、綿の木の花  です。

     
  
  
   

     


エクリプス見ました

2017-08-21 13:28:24 | 日記
今日はラッキーな日です。日本では見られないエクリプス(部分日食)を観察できました。時間帯もちょうどよく昼食時にみんなで観察することができました。
雲がかなり多く、これは難しいかなと思いましたが、鏡を使って壁に映し出したり、日食グラスを使ったりして、たっぷりと観察することができました。
三日月のように少し欠けただけでしたが、初めて見る自然現象を何度も何度も確かめることができ、大満足でした。

 


 

PTA奉仕活動

2017-08-19 21:52:01 | 日記
今日は土曜日。
年に一度のPTA奉仕活動の日。
親子で学校の片付けを行いました。午前中かかって、長年掃除をしていなかった部屋から使わない物をどんどん出しました。
おかげで、ずいぶんときれいになり、使いやすくなりました。
みなさん、一生懸命に汗を流していただき本当にありがとうございました。
来週から子どもたち、きっとますます張り切って学校生活を送ってくれることでしょう。

 まずは生徒会長から挨拶があり、
 その後、3グループに分かれて開始しました。3年生の教室には、え!開かずの部屋がありました。
 1階トイレ付近も物置状態、2階の倉庫は、長年使おうと思ってしまってあった物がたくさん溜まっていました。
 でも、これからの必要性を考えて、思い切って処分しました。

 
               

  休憩中は、やや疲れてはいるものの、笑顔がいっぱいです。
 最後には、お疲れ様の挨拶をしました。
           


  どこもすっきりしました。

                        

 語学教室も休み中に壁を塗り、明るくなりました。掲示板もこれから作ります。
        

 ほこりが溜まっていた所ももうきれいです。環境が整うと学習や運動に意欲が高まります。グアテマラっ子が、さらに元気に健やかに育ちますように。


  

第2学期の始まりです

2017-08-16 12:55:48 | 日記
 グァテマラ日本人学校の夏休みが終わり、今日から第2学期が始まりました。
 夏休み中はみんな楽しく充実した生活を送ることができたようです。始業式では、実際に見てきたこと、体験したことを発表しました。
2年生のM君は、家族で出かけた海で泳げるようになったことが一番良かった。3年生のEさんは、遊園地でのアトラクションが面白かった。6年生のSさんは修学旅行で初めて作った刺繍に感激した。中学部2年K君は家族旅行でテーマパークのスケールの大きさに驚いたこと。中学部3年のEさんは、進学に向けて前向きに取り組んでいること。
 そしてそれぞれ二学期への心構えを聞きました。
私からは、世界遺産がグアテマラにはいくつあり、どこかという話題から、珍しい昆虫の発見の喜びを伝えました。いつも好奇心をもって見たり、聞いたりすることが自分の世界を広げていきます。2学期は藍染め体験や運動会と行事で活躍してほしいと思います。

                                                   


修学旅行

2017-08-04 00:46:13 | 日記
7月16日、17日の2日間、小学部6年生1名、中学部2年2名、3年生1名 合計4名の児童生徒で修学旅行に出かけました。
今回はグアテマラで最も美しいと言われているアティトウラン湖とその周辺の街で体験学習をし、公立の小学校との交流をしました。
まず、今回ガイドをしていただく、白石さんとソロラの街でご挨拶です。
この街は治安面でも心配することはありません。みなこの街独自の柄の衣装を着ています。

           


そして湖へ・・・・ 湖の景観のすばらしさ。火山が湖に映り、周辺には村々が点在しています。



湖を小舟で渡りました。そして地元の漁師の方と釣体験をしました。釣といっても、釣り糸に湖に住む小さな餌を付けて垂らすだけの簡単な方法です。早くも兼平先生が釣り上げました。続いて・・・・
なかなか釣れません。

             
  
成果は上がらなかったけれど、楽しく釣りができました。じっと我慢して待つことも大事ですね。

その後はホテルに戻り、地元のマヤの女性が講師になり刺繍体験をしました。刺繍そのものは珍しいものではありませんが、ここサンティアゴという街の模様を教えてもらいました。この女性たちは、15,6歳から始めたベテランばかりです。鳥の模様があっという間にできあがります。
民族衣装を着せてもらい記念にパチリ! 女の子たち、とても似合っています。

           

この日は夜はみんなで調理実習。BBQです。夜空の星を眺めながら、わいわいと食べる野菜、松本先生が暗い中一生懸命に焼いてくれた肉の味は忘れないでしょう。  
          


翌日はいよいよ地元の小学校へ訪問です。ご覧の朝食を食べました。フルーツがたくさんでおなかもいっぱい、元気いっぱい。
さあ、山の中にある小さな小学校です。くねくね道をどんどん上りながら、のどかな風景の中を進みました。
ここはサンホセの街にある、サンホセチャカヤ小学校です。
 はじめの紹介では、本校からの贈り物をしました。サッカーボールとバスケットボールです。新品のボールにみんなとても喜んでくれました。
続いては日本文化の紹介です。「豆つかみ競争」で箸の使い方を伝えました。このゲームは好評で、一気に興奮のるつぼへ!

             

豆つかみで、すっかり溶け込んだ雰囲気の教室。このクラスは4年、5年、6年生の複式学級です。校長先生とあとは二人の先生で授業をしています。皆女性です。後のクラスは低学年と3歳からの幼児クラスです。皆周辺の農家で、トウモロコシを栽培しています。いつも時間があるとお母さんたちが様子を見に来るようです。明るく屈託のない表情の子どもたちといると不思議と素直な気持ちになれます。
         

豆つかみのあとは机を下げて、日本人学校の子たちが、忍者について説明しました。サムライ、ニンジャはこの山奥でも知られています。新聞で作った手裏剣が面白かったようです。
記念撮影をしたら、今度は子どもたちがとても喜んだボールでスポーツ交流です。男の子たちは待ちかねたように運動場へ走りました。

            

今回の修学旅行、天候に恵まれて、充実した内容になったと思います。
特に現地の子どもたちとふれあえたことは大きな収穫だったと思います。グアテマラの中心街に住む私たちにとって、グアテマラという国にはこのような農家に暮らしている子どもたちもたくさんいること、マヤの文化に生きている現実を知ることができましたサンホセチャカヤ小学校の子どもたちは来年も是非来てねとうれしそうに話していました。