格安スマホ、大手キャリアのスマートフォンのどちらでも、次のことを理解して自分に合ったものを選んだほうが良いでしょう。
まず、よほどの理由がない限りは「安すぎるスマートフォンを購入しない」ほうがベストです。安すぎるスマートフォンは「エントリーモデル、ローエンドモデル」に分類されるスマートフォンで、次のような要素も含めて、オススメできる割合が低いです。
エントリーモデルの多くは、スマートフォン初心者向けに作られているため、実は、機能が充実していないモデルです。ものによっては耐水性が考慮されていないモデルのため、濡らしてしまうと動かなくなるケースもあるので注意してください。
こちらについて知らないでいると、ちょっとしたミスでエラーが出る、壊れてしまう・・・という流れから、新しいスマートフォンが必要になるケースも珍しくありません。しかもエントリーモデルの多くは、「スペックも高くない」ケースが多いのです。
最低限の動作を行えるよう設計されていることが多いため、動画の読み込み、ゲームのプレイ中に動作が止まってしまうケースは少なくありません。このようなトラブルが起きてしまうと、何のためにスマートフォンを購入したのかわかりませんし、なによりスマートフォンはパソコンではないので、後になってスロット拡張のような方法で性能アップを図ることもできないのです。
価格についてですが、エントリーモデルは1万円前後、ミドルレンジモデルと呼ばれるエントリーモデル以上のスペックを持つモデルは3万円前後、最も性能の良いハイエンドモデルでは10万円前後で販売されています。
スマートフォンの買い替えは1~3年周期のケースが多いため、こちらの年数も含めて、いくらであれば出せるのかを予め決めておくと良いでしょう。
ちなみに、SIMフリースマホは格安スマホとして紹介されることが多いのですが、価格にして「1万円ほど安くなる」程度の変化しかありません。そのため、SIMフリースマホは半額以下というのは、ものによっては可能・・・という程度で覚えておくと良いでしょう。
その他の注意点としては、防水性・防塵性もチェックしておいたほうが良いです。ミドルレンジモデルのスマートフォンでは、防水性と呼ばれる「水の中に落とした際の安全性」、防塵性と呼ばれる「耐摩耗性」についても等級が載っているので、購入前にチェックしておいたほうが良いです。
スマートフォンを水の中に落とすことはあまり無い・・・と思ってしまう人もいるのですが、防水性が低いスマートフォンでは、ちょっと水に触れるだけでも機器の故障につながることがあります。修理に出すとお金がかかるケースもあるので、防水性はしっかりとチェックするようにしましょう。
防塵性についても同じなのですが、こちらは長期間の使用において傷みやすいか、アウトドアに持っていきやすいかの基準になることが多いので、あまり気にしすぎないでも問題ありません。
最後にスペックも意識して購入するようにしましょう。一般的には、CPUはクワッドコアで1.2GHz以上、RAM(メモリ)は3GB以上、ROM(容量)は8GB以上あったほうが良いとされています。
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