「阪神歩こう会」その歩みに幕!!
"桜の春を満喫 笑顔でさようなら"
4月8日(土)、「阪神歩こう会」サークルは第204回例会をもって歩んできた長い活動に幕を閉じた。
残された資料によると第1回は「平成11年9月4日、雨で中止」、
第2回は「平成11年10月2日、秋空、参加者26名、行先は芦屋中央公園」。
その後概ね月1回開催され、雨などによる中止は11回、参加者は延べ6,747名、
1開催あたり約35名が参加。
18年間にわたる活動が記録として残されている。
朝の空を見上げると、湿った空気の影響でくずついた天気だった。
パラパラと小雨も落ちている。
確認すると「今日は決行です」と世話人の元気な声を耳に通り道の甲武橋で待つ。
西宮市にある阪急「仁川」駅に午前10時に集合した一行は報徳学園の横を通り、
西宮市と尼崎市の市境武庫川に架かる甲武橋にやってきた。
車に気お付け、不自由な方を皆んなでいたわりながら電友会のマークの入った旗を先頭に、
ユックリとした足取りで尼崎市ある「西武庫公園」へと向かう。
時計に目をみると丁度12時。一行は公園の満開の桜に迎えられ、25名で最後の昼食の宴が始まる。
欠席された仲間の健康状態に気遣う人。過ぎし日、歩いた所、行った場所、その語る想いは尽きない。
笑顔で会話がはずむ。このころになると空は乳白色となり、雲間から春の陽光がそそぐ。
それぞれの人生にとって「阪神歩こう会」とは皆さんにとってどの様なものであったのだろうか。
「もっと続けてほしい」と願う人。
「サークルの解散とても残念ですがこれからもよろしく」と語る人。
どんな時で手をさずさえて歩んできた仲間、その「絆」はいつまでも忘れないで大切にしてほしい。
宴も終わり、空はいつの間にかどんよりとした曇空となり、今度は雲間から雨がポツポツ。
「阪神歩こう会さん」さようなら。参加者の別れの涙かなと思いつつ帰路につく。
世話役の岡本さん、井上さん、真柴さん、そして参加者の皆さん取材ご協力有難うございました。
(会報担当 若林 英男)