時の流れは川の流れに例えられる。そう人生は川の流れのよう。山の岩の間から湧き出た水は海を目指して流れ出し、大河となって海に注ぎ込むという。「大河の一滴。」
過去から未来に向かって下ってるという考え方。
実際生きている者からすると、現在から未来に向かって登って行くという感覚がします。
未来にも過去にも行けない私は、未来に向いてるというだけで、常に現在地に居ます。
「ゆく川の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず。」という事で、時間はどんどん私の横を流れていきます。私も少しづつ変わっていっています。(私は上流にも下流にも行けません。現在地に居ます。)
人生の出発地点は山かもしれませんが、感覚的には今が出発地点の様な気がします。
しかも流れに乗って下ってる感覚はありません。折り返しを過ぎた49歳の今でも、未来に向かって登ってる感覚なんです。大河の一滴の考えでいくと、一滴として産まれ、やがて大河となって海に流れ込むという事は、時間は過去から未来に向かって流れて行きますが、
時間は未来から過去に流れていて、それに抗いつつ、未来に向かって登って行くのが人生なんではないかと思います。
時間は過去から未来に流れているのか、未来から過去に向かっているのでしょうか？
ただの捉え方の違いでしょうか？
今の積み重ねが未来になり、過去になります。という事はスタート地点は現在地になります。時間は今から流れ出し過去や未来に流れているのでしょうか？
今にしか存在できない私は、後悔や心配をしても仕方ありません。今スタートするしかありません。