とりあえず、連投してみる。
書きたいと思う盤は溜まってるけど、筆力が追いつかない(苦笑)
今日の1枚は、もしかしたら2010年代のJ-POP界を掻き回すかもしれない存在。
モーモールルギャバン
『クロなら結構です』
2010/6/23リリース
ビクターエンタテインメント
VICL-63625
昨年、2009年の5枚:フルアルバム編にも選んだ、“掟破りの飛び道具”(笑)がメジャーデヴューしました。
個人的には、うれしいんだけど違和感アリアリみたいな(爆)
メンバーは、ドラムとヴォーカルのゲイリー・ビッチェ、ベースのT-マルガリータ、キーボードとヴォーカルのユコ・カティというギターレストリオ。
相変わらず、ぶっ飛んだ歌詞をフックの効いたキャッチーなメロディに乗せてカッコいい演奏で送り出す。実にクオリティの高い曲が並んでいます。
ま、タイトルだけ見たら名曲だと思わないでしょうが(笑)
「ユキちゃんの遺伝子」「裸族」「悲しみは地下鉄で」「パンティー泥棒の唄」の4曲は文句なく素晴らしいです。
特に、「裸族」のベースラインと鍵盤のフレーズのアンサンブルは大好き。
2分38秒辺りからのキーボードの音色と旋律は、そこ聴きたさで何度もリピートしてしまうんです。
ドライヴしてよく歌うベースと、サウンドの要であり曲に秩序とカオスを共存させる鍵盤が、楽曲の質を格段に上げている。
曲の根底に、見事なポップネスがあるからこそ、このバンドにJ-POPの未来を託してみたくなる。
そんなバンドは、いくつかしかない。
本当に音楽が好き、というか音楽が全てなんだろうと思わせてくれるバンド。
歌詞から曲を判断する人には、多分理解できないだろうな。
特に、大量生産できそうなお涙ちょうだいセツナ恋愛系の歌詞や、若者の悩み傷なめ合い系の歌詞に感動する様な人には(爆)
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YouTube: モーモールルギャバン/ユキちゃんの遺伝子
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YouTube: 裸族/モーモールルギャバン



