日本グルーヴチューン振興会

『ZONE TRIBUTE~君がくれたもの~』

アイドルの楽曲って、なんで印象的なんだろうなぁ・・・・・
当然、アイドルブームの昨今では箸にも棒にも掛からないモノの方が多いんですが(苦笑)
しかし、数多あるアイドルポップの中には、キラリと光る曲が幾つも存在するというのも事実。



今回は、私がアイドルポップに傾倒する一因となった彼女たちの作品。


『ZONE TRIBUTE~君がくれたもの~』
2011/8/10リリース
Sony Music Records
SRCL 7680~1
Zonetribute 今考えると、10数年前の私はマニアックな邦楽のアーティストと曲を追っかけていて、アイドルの楽曲に惹かれるコトはそんなになかった様に思う。

そんな状態で見たZONEは衝撃だった。
まずもって、楽器を持っているのに演奏せずに振り回して踊っていた(笑)
コレはバンドなのか?アイドルユニット?そんな軽い混乱(苦笑)
しかし、何よりもメジャーデヴュー曲の「GOOD DAYS」のメロディが素晴らしくキャッチーで良くできていた。弾かない楽器を振付に使うコトなど、どうでもよくなっていた。

しかし、その彼女たちも楽器を猛練習し、自分たちで演奏する様になり、一流ギターメーカーのフェンダーとエンドース契約を結ぶまでになる。
そして放った大ヒット「secret base~君がくれたもの~」でブレイク。
その成長っぷりに、どんどん惹かれていく自分に驚き、そしてアイドルポップの魅力にのめり込んでいった(アイドルに対するベクトルが変わったおかげで、嵐をはじめ色んなアイドルを楽しめる様になりましたし)。


このアルバムには、彼女たちの楽曲を新世代のアイドルや気鋭のバンドがカヴァーしたモノが収められています。
オリジナルのアレンジテイストに近い曲もありますが、基本的には自分たちの色がちゃんと出ている気がします。
特に秀逸なのは、アゲハスプリングスがプロデュースしているTomato n'Pineが歌う「夢ノカケラ…」と、松井寛のサウンドプロダクションが冴え渡る東京女子流の「僕の手紙」の2曲。
この2つは、完全に自分たちの世界にZONEの楽曲を落とし込んでいる。彼女たちのオリジナル作品に収められても違和感が無い。


見事なヴォーカルディレクションで声の壁を作るトマパイ。
土方隆行のギターと粘るグルーヴが堪らない女子流。


初めて聴いた瞬間からハマりっぱなし。


そして、トリビュートと共にパッケージされたオリジナルの方のベスト盤を含めて、聴いていて思うコトは・・・・・・・・・そのメロディの秀逸さに他ならない。
やはり、いいメロディは音楽の根幹なのだと改めて感じさせられる。
オリジナルの方のアレンジャーを見ても、大坪直樹やha-j、長岡成貢、知野芳彦といった面々が参加。嵐との共通点も見つかったりします(笑)
彼女たちが唯一、楽器を持たずに歌ったダンスチューン「世界のほんの片隅から」の共同アレンジはJIN NAKAMURAなのですが、今聴いてみると彼がエグザイルに提供した楽曲のプロトタイプみたいで、ちょっと面白い(笑)


兎にも角にも、ちゃんと楽曲制作してもらってたんだなぁ・・・って感じられるんです。
アイドルだから・・・・・・みたいな縛りが無い。
そこが、今でも聴けるファクターかなと思うのです。




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YouTube: 【Ustream】))LIVE*25(( 僕の手紙 /東京女子流~『H・A・N・A・B・I 』


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YouTube: zone MV

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