日本グルーヴチューン振興会

いきものがかり『ハジマリノウタ』

珍しく、連投。
ブログってそーいうモンじゃね?(当たり前のコトが当たり前にできないっすww)

ということで、2009年12月最後に買ったアルバムを。

いきものがかり
『ハジマリノウタ』
2009/12/23リリース
EPIC RECORDS
ESCL 3354-5
Hajimarinouta もしかして、彼らのアルバムのレヴューを書くのって、ファーストアルバム以来??
随分とご無沙汰したものですが、シングルは買う度にレヴュー上げてるし、アルバムも全部買ってるし・・・・・メジャーデヴュー後はコンプリートしてるんじゃないかなぁ。
でも、なかなかアルバムのレヴューが書けなかった。
シングルのクオリティが高すぎて、アルバム単位になると少し冷めた目線で見ちゃってたのかも。

というコトで本題。
この4枚目のアルバムですが、コレは良いです。
もしかしたら、アルバムトータルというコトなら現時点でベストかも。
収録されているシングル曲でいえば、前作や前々作の方が好きだと思うけど(苦笑)
シングル5曲だけが水野くんの曲で、聖恵ちゃんが書いた曲が1曲、他の曲は全て山下くんの作品。
この山下作品がホントにいいんです。
今までも、そのコンポーザーとしての能力値の高さは示してきましたが、このアルバムに関しては“山下穂尊のソングライターとしてのポテンシャル”を見せつける結果になった様に思います。
タイプの違う優れたソングライター2人が、お互いに切磋琢磨しながら、より優れた作品を発表していくという、バンドとしては理想的なカタチ。
しかも、歌い手はその存在感を小田和正や根本要にも認められる吉岡聖恵・・・・・大したバンドに成長しました、ホントに。

いい曲を作り、いいアレンジで、いい歌い手が歌う。
ポップスの王道を歩む存在。これからの邦楽界のド真ん中を突き進むバンド。

ポピュラリティの塊の様な楽曲とメジャー感の凄さを味わえるそのアルバムのアレンジャー陣も豪華です。島田昌典、湯浅篤、田中ユウスケ、松任谷正隆、本間昭光、江口亮、ヒダカトオル、西川進・・・・・・
今回は本間昭光がアレンジした作品が素晴らしいです。特にストリングス。「なくもんか」のストリングスのブレイクの辺りとか最高に好き。
「真昼の月」「秋桜」の2曲は山下作品ですが、彼の歌謡曲テイストのメロディがアレンジと実にうまくマッチしてて、キュンときちゃう。
「秋桜」の、タイトルを裏切る歌謡アッパー加減にメロメロです(笑)

これからの彼らの成長がますます楽しみになる、素晴らしい1枚だと思います。

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