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日本グルーヴチューン振興会

高橋優「福笑い/現実という名の怪物と戦う者たち」

もう、週一更新がギリギリの状況ですね・・・・・
仕事が忙しいのを言い訳にはしたくないけど(苦笑)

そんな、キツい現実を音楽で変えられるかもしれない可能性をもった一枚。

 

高橋優
「福笑い/現実という名の怪物と戦う者たち」
2011/2/23リリース
ワーナーミュージックジャパン
WPZL-30261/2
Fukuwarai デヴュー時から追いかけているシンガーソングライター、高橋優のメジャー3枚目のシングル。
東京メトロのCMソングとして、彼が注目されるきっかけとなった名曲を満を持してリリースです。
カップリングも、アニメ「バクマン」のエンディングテーマでダブルAサイド仕様となってます。

 

「福笑い」は、実にいいメロディを湛えた力強い楽曲。
そこで歌われる内容は、もしかしたら甘すぎる希望なのかもしれない。
たかが笑顔で世界が変わるなんて絵空事だと思う人もいるかもしれない。
けれど、彼の声でこのメロディに乗せて歌われると、抗えない何かが生まれる。
“笑う門に訪れる何かを愚直に信じて生きていいと思う”というフレーズは、ホントに染みます。
AメロからB、サビに至るメロディラインの全てがきちんとフックを持っているんだけど、何よりもギターソロからCメロへの流れがちゃんとブリッジの役割を果たしていて、ピアノだけのバックから徐々に盛り上がるラスサビへの繋がりを演出しているんだね。
そのラスサビに関しては、カップリングのピアノヴァージョンの方がヴォーカルのダイナミクスが良く解るかも。
とりあえず、この歌に関しては凡百の応援ソングや無責任な前向きソングとは一線を画すもの。そう、本当に自分で掴み取るべきものを提示した希望の歌なのだと思うのだ。




カップリングの「現実という名の怪物と戦う者たち」は、ギターがドライヴするロックチューン。でも、そこには彼の声が醸し出す柔らかさがちゃんとあって。
彼は、自分の声を生かすメロディが本能的に解ってる気がする。
あの、絶妙なバランスでザラついた良く響く声を魅力的に聴かせる旋律を。




インテリジェンスがシンガーソングライターの楽曲にとって重要なファクターだと感じさせてくれる、将来が楽しみなアーティストだと思うのです。




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YouTube: 高橋 優「福笑い」PV!

 

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YouTube: 高橋 優「現実という名の怪物と戦う者たち」PV!


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