日本グルーヴチューン振興会

今年のライヴ納め

ここ2週間足らずの間に3本のライヴに行きました。

1本はごく少人数のライヴハウスにて。2本は満員のホールコンサート。

その全てが印象に残る素晴らしいものでした。

それぞれ簡単に感想を書いておきたいと思います。

 

まず11月29日にシンガーソングライターの齊藤さっこさんのライヴ。

場所は高松RUFFHOUSE。小さな、でも居心地の良いライヴバー。演者と観客の距離感が近くて一体感が強いのが良いんです。

さっこさんの歌は、こんな感じ。

 

 

 

 

本質的には弾き語り系SSWは得意ではないはずなのですが、彼女とかつるうちはなちゃんとか時々強烈に惹かれる存在に出会う。

さっこさんの魅力はまず歌の力。心地よい質感と声自体が持つグルーヴが好き。そして歌う鍵盤とメロディメイカーとしてのポテンシャルの高さ。録音されたものも素晴らしいですが、生でライヴで聴くのが至高です。

まだ一度しか披露していなかったという20分を超える長編の歌を聴かせてもらったのですが、プログレの組曲の様な構成と展開、曲調の多彩さ、何よりも歌の力を感じる時間。アルバム1枚聴いた様な満足感がありました。

来年6月27日にまた高松に来られるので、ぜひ色んな方に聴いて欲しいなと思います。

 

 

 

その3日後、12月2日のサンポートホール高松でのコンサートはDa-iCEでした。

5人組のダンス&ヴォーカル・グループ。アイドル的立ち位置かと思いますが、その楽曲とパフォーマンスのクオリティは頭一つ抜けている存在かと。

知らない方はぜひ曲を聴いてみてください。

 

 

 

録音物は当然最良の状態が記録されている訳ですが、ライヴの微妙な不安定感がもたらすエネルギーの強さは時にそれを凌駕することもあって。今回のダイスのコンサートは雄大くんの歌にそれを強く感じました。

本当に凄い声の持ち主だなと思いました。日本を代表するヴォーカリストになれる可能性を感じました。倍音の強さが半端なく気持ちいい。加えて今回のアルバムの楽曲が粒ぞろいで、センスの良さが伝わってきました。

コンサートで個人的にハイライトだったのが「リグレット」。ジャジーで心地よい楽曲とツインヴォーカルの味わい深さ、ダンサー二人のしなやかなパフォーマンス、リーダー大輝くんのピアノと5人が最高の力を見せつけた圧巻のステージ。

たまたまチケット取れて本当にラッキーだったなと感謝。

 

 

そして今年のライヴ納めは12月10日のレキシ。同じくサンポートホール高松でのホールコンサート。

ツアー中なのでネタバレしないようにしか書けませんが、本当に楽しいライヴでした。多分、何も曲を知らなくても面白い。老若男女誰でも楽しめる優良コンテンツだと思います。

大地くんのドラムが想像の10倍くらいパワフルで素晴らしかった。シンプルなドラムセットから繰り出されるグルーヴ、最高でした。奥田健介くんのギターは本当にいつもカッコよくて惚れてしまいます。池ちゃんと2人で前に出てきて、自分から数メートルの距離で繰り広げられるパフォーマンスが「本当に現実なのか」と思ってしまうくらいの世界。すごかった。

ライヴでのキラーチューンが何曲もあるのがレキシの強みだなと思うのですが、個人的にはずっとハイテンションが続くので少し地味な(でもカッコいい)曲も織り交ぜて欲しいと思ったくらい(笑)

 

 

そんなこんなで今年のライヴも終了。また来年も楽しいライヴが体験できますように。

とりあえず新年一発目は多分、春風亭一之輔師匠の落語です(笑)


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