買ったのは、吉祥寺三姉妹『mind forest』、稲垣潤一『RevivalⅡ』、吉田美奈子『VOICE IN THE WIND』、矢野真紀「キラキラ映して」、そして美奈子さんのDVD。奇しくも5点中3点が新旧“歌うたい”(美奈子さんと真紀嬢ね)の作品で、秋の夜長をしっとり楽しむには最適のラインナップかと。
稲垣潤一のカヴァーAlbumは、バックに斎藤ノブ・難波弘之・江口信夫・松原秀樹・土方隆行・梶原順というシティポップスの腕っこきを配した作品集。寺尾聡「シャドーシティ」丸山圭子「どうぞこのまま」といった選曲が実にツボに入る。
矢野真紀のマキシはといえば、相変わらず楽曲を超えるヴォーカルの素晴らしさ。カップリングの名曲「オアシス」リアレンジヴァージョンも心に響きまくり。
しかし、そんな真紀嬢も印象が薄くなりそうな存在感を持つヴォーカリスト・・・それが吉田美奈子である。今回のアルバムは、セルフセレクトのベストで尚且つ全曲を村田陽一がブラスウインドオーケストラ用にリアレンジした新録モノだ。「LIBERTY」とか「STARBOW」といった大好きな曲が収録されていることも堪らないのだが、何よりも20人編成のブラスアンサンブルを只の引き立て役にしてしまう美奈子さんのヴォーカルの魔力。恐ろしいほど神々しい声、恐ろしく気高い声だと感じてしまう。聴いてて、ほんとに背筋がピンと伸びる生粋の“歌うたい”それが吉田美奈子というヴォーカリストだと、改めて思ったのでありました。
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熊谷ピアノマン
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