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日本グルーヴチューン振興会

『“COVERS” FreeTEMPO COVERED ALBUM』

熱のこもったレヴューの後は、いつも気が抜けてしまう(苦笑)
ま、いつもの言い訳ですが

また、徐々に更新していかないとね~

という訳で、今回の1枚はコチラ

『“COVERS” FreeTEMPO COVERED ALBUM』
2009/9/9リリース
発売:ソニーミュージックアーティスツ
販売:ユニバーサルミュージック合同会社
POCS 9006/7
Covers 次世代のポップマイスターとしての可能性を湛えた、気鋭のミュージシャン“半沢武志”のソロプロジェクトである“FreeTEMPO”の楽曲を、これまたセンスのいい面々でカヴァーしているという、私にとっては極楽の様なアルバム(笑)

今回は、アーティストのセレクトを半沢氏自身がして、リスペクトするミュージシャンにカヴァーしてもらおう、というコンセプトだった様で、納得の仕上がりになってるなぁ。

気になる面子は、空気公団土岐麻子Paris match冨田ラボといった私の大好きなアーティストを筆頭に、羊毛とおはなMONKEY MAJIKキセルコトリンゴ曽我部恵一といった辺りが参加。
カヴァーとはいえ、ちゃんとそれぞれの世界観を滲ませている仕上がりなのは流石。

空気公団がカヴァーした「Birds」や、Paris matchの「Feeling」なんか、それぞれのオリジナルの様に聴こえるくらいだし、土岐麻子の「Universe Song」はもう“これぞ土岐麻子”って感じ(ま、彼女が歌ったら全部“土岐麻子の世界”なんですけどねww)

そんな中、実に印象に残るのは「Sky High」をアコギ1本で弾き語りした曽我部恵一。最小の構成で最大の印象を与える。ブリティッシュトラッドやマージービートが交じり合った様な世界観が凄いっす。イントロから歌い出しの辺りで、「ビートルズ?」って思っちゃったくらい(笑)

しかし、このアルバムの眼目は、半沢武志というアーティストのメロディセンスの素晴らしさだろうな、と思うのです。
アレンジや、歌い手でブレることの無い、軸がしっかりしたメロディを構築する能力が彼にはあるんだと思います。

決して、派手な存在では無い様に思いますし、今の日本の音楽業界ではメインストリームを担う位置にはいないでしょうが、彼の様なヒトを大事にしないとダメなんじゃないかな・・・・・・なんて思ったりするのです。

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