私にとっての「海」は
やっぱり日本海で、
Coccoの歌うオキナワのそれとは違う。
それは海の色だけじゃなかった。
「海」はいつも其処にあって
「んじゃ海行くか」
というノリはわりと手軽なものであったり
「海、行こう」
と、何かを吹っ切る為であったり、
考えたり、
母なる大地に帰るような気分であったりする。
思えばこれまであまり日本海以外に触れる機会が無かった。
「太平洋は色が薄い」
そんな印象だけ。
日本海のが青が濃い、というか黒いというか。
宇都宮
から高速で１時間ほど
ひたちなか海浜公園へ
午前中の暴風雨が止んだところだったので
ものすごく空いててむしろ不安になりつつ。
レンタルサイクルでGO
咲き始めのコスモス畑と
紅葉し始めのコキア畑を登ってくと
海
なんと午前の雨のおかげで
海に虹がかかってる
海岸沿いの火力発電所がなんともかっこいい。
もうすこし海の見えるコースをサイクリングして
途中でまた海を眺める。
・・・この不安感はなんだ？
人類史で最初に「この海の先に行ってみよう」
と船を漕ぎ出した勇者を想った。
そうか、私の海、新潟の海には
佐渡が在るのだ。
いつも「向こう岸」が見えてるのだ。
「向こう岸」の見えない不安感に、
今ならこの海の先に在る島、大陸の存在を知っている。
知らなかった人々が
どうしてこの海の先に向かって行けたのだろう、と
鳥肌が立った。
いや、たぶん普通に寒かったからだけど。
でも、そんな冒険者たちの
ワンピースのルフィのような、気持ちもわかる気がした。
その冒険はたぶん大反対にもあっただろう。
でも歴史を切り開いたのは
そんな無謀とも思える勇気。
自分はそれとは対極ほどの小心者だけども
でも、それでも。
そして中島みゆき「宙船」ばっかり聞いてます。
中島みゆきに泣くアラサーです。
その船を漕いで行け おまえの手で漕いで行け
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな
そして此処、ROCK IN JAPANやってるところなんですな。
山フェスばっかりで海フェスって未経験でしたが
是非行ってみたくなったぞ、海フェス
）
」
」的な。
次京都に行ったら此処↓
29だよ
