琵琶湖の浜砂利を使う予定でしたが、
石が大きいのでコケ庭には合わないということになり、
白川砂利を敷くことになりましたので、その下地作成です。
ということで、自前の機材が活躍です。
約12㎡に空練モルタルを3cm敷き均しました。
浸透はするのですが、建物からコケ地へ勾配を一定に付けています。
路盤はプレートコンパクターで転圧しています。
これをしないと不陸が起こり敷きモルタルが均一になりません。
仕上がりをよくするには整地をしっかりしておく必要があります。
プレート幅30cm、重量40kgとコンパクトで、
ハイパワーな上に、小回りがききます。
転圧の後はモルタルを敷く作業となりますが、
舗装等で面積が大きな場合は、モルタルミキサーが必需品。
厚さ3cmといえども、12平米だと、360㍑となります。
比重2.1倍、換算で重量 756kgです。
このモルタルミキサーは、1度に100㍑練れます。
ただし、本体重量が100kgと、相当に重いものです。
一人で他の作業も少ししながら、型枠・延石・整地転圧・敷き均しで2日間。
機材次第で、単純な力仕事から開放される上、作業もスムーズに進みます。
谷村庭園 - 造園設計・施工・管理