Ad novam sationem tecum

風のように日々生きられたら

2011 大阪野音 <アンコール> 本日up分。

2011-10-18 06:27:20 | 日々の徒然


「ガストロンジャー」に



強い決意で

どんと
背中を押すような
力を
もらった

その直後。

その音は鳴り響いた。

やっぱり、

と私は
思った。

「ファイティングマン」だった。


それは

やはり

約束
なのだった。

この瞬間から

また
さらに

生きていくこと、


戦っていくということを

誓う
約束。


「黒いバラとりはらい

白い風流し込む」


それもまた

やはり

なのだった。


剣のように

潔い
風。


己自身を

吹き抜ける風。



自分の心に

その風を
さっと
吹き込む。



澱みが

消えていく。



清々しい気持ちになる。



清廉な風。


自分の心の靄が
取り払われ

何もかもが

清められたとき、


そこに
見えるもの。


それが

本当に

必要な想い。



それを

忘れなかったら

大丈夫だと
思った。


他人が
どうあれ

私は

私で
いられると
思う。


決して

戦いに
負けることは

ないと

その瞬間
思える。



一人の人として

生きていくという


それそのものが
戦いである

私自身の日々を

続けてゆくために、


この歌から
与えられる

力が


いかに大きなものであるかを

感じる。


そして

この歌から
力を

与えられるためには

やはり

私自身の心が

それに
耐えられるだけのものでなければ

ならないと
思う。


この歌を
ずっと

聴き続けられる
自分でいたい


思った。


そして、



自分自身の日々の
その戦いに

打ち勝つためだけではなくて


勇気づけられるような
人であれたら

と思う。


いつの日か

そういう人に
なれたら

いいな

と思う。


宮本さんのように。




悪き人には

戦いを

良き人には

勇気を。




そして、

この日の

宮本さんは

そういう存在で
あれよと

言ってくれたと思う。


そこにいた
全ての人に

求めてくれたと
思う。


力の限りに。




だから

私は、

これからも

戦い続けようと
思う。


今日だって

明日だって

きっと
戦い続けると

思う。



それは

約束。


私も

ちゃんと

約束を

果たしたい。



ステージの
端から

端まで

全力疾走しながら

歌う
宮本さんの姿が

目に浮かぶようだった。


いや、

たしかに

見えたと
思う。


はっきりと

私の心の中に

その姿は
見えた。



宮本さんは

そこに
いたから。


今も

ここにいるから。


それが

歌というもの
なんだろう

と思った。


拍手が鳴り響いた。


たくさんの
歓声が

聴こえた。


たくさんの人の
想いが

あふれて

こちらにまで
流れてきた。


その想いは


ありがとう

という

生き生きとした
想いだった。



アンコールを
締めくくるに

ふさわしい曲だった。

そう、

思った。


けれど


やっぱり

それで
終わりじゃ

なかったのだった。


再び

喜びに
満ちた

拍手と
歓声が

聴こえた。



そして、

最後の

最後に


宮本さんは

やっぱり
この歌を
歌ってくれたのだった。