Ad novam sationem tecum

風のように日々生きられたら

西から吹く風。

2011-03-12 19:31:30 | 日々の徒然

 

今日は、太宰府へお参りに行きました。

きっと、飛梅にのせて

祈りとそこに込められた想いは届くと思います。

私には祈ることくらいしかできないから。。。

太宰府のお参りの道すがら

見た梅の花の姿などをお届け致します

 

まず、鳥居をくぐると、境内にたくさんの梅の花が咲いているのを見ました。

二月に来たときよりも、紅白色とりどりの梅の花が咲いていましたよ

そして、心字池に架かる橋を渡ります。

ここで、お参りをする前に、ブログを書いて、深呼吸。

いざ、本殿に向います。

心字池というのは、上空から見ると

「心」の字の形をしているのだそうです。

そこに架かる三つの橋は、

過去・現在・未来と続いていて

そのまま本殿へ向うのです。

 

だから、私は、本殿でお参りをしたあとは、

過去に戻っちゃうといけないから

帰りは心字池に架かる橋を通らずに、

別の道を通って帰ります。

 

太宰府へおいでの際は

みなさまも気をつけてくださいね

橋を通る間も、梅が綺麗に咲いているのに気づきます。

橋を渡って振り返ると、

梅の花の大きな枝ぶりに目を見張りました。

そう、梅の花は、寒さの厳しい中でも花を咲かせますものね。。。

やっぱり、しっかりとした枝なのだと思います。

霜雪に耐えうるような。。。。梅はやはり激渋ですね。

太陽の光を背にした白梅は、とても美しかったです。

橋を渡り終えると、そこには大きな木。

たくさんの月日と人々を見つめ続けて来たのでしょう。。。

すごく良いお天気というわけではなかったので

枝葉を通して降り注ぐ木漏れ日が、やわらかく感じました。

少し肌寒い一日ではありましたが、この時はあたたかさを感じました。

 

さて、やっと、本殿へと続きます。

 

この亀さんともお久しぶりです。

今日は、以前来たときよりも人が少なかったので

亀さんの姿もパチリ

湛えられた水が清らかです。

そして、本殿でしっかりとお参りをすませました。

 

飛梅ともご対面

実は、お参りをする前にもちらりとその姿を眺め

ちゃんと咲いているのを見て安心しました。

まだまだ飛梅は、しっかりと咲いていました。

 

去年の十二月から雪が降り続き、飛梅の開花が遅れました。

ですから、先月ちゃんと咲いている姿を見たときにも

胸をなでおろしました。

 

綺麗に咲いていた飛梅。

本当に力強く思えました。

 

二月に飛梅を見たとき、

蕾がまだたくさんありました。

この三月も半ばとなり、

本当は、もうこの時期は、

飛梅の花の終わっている時期だと思うのですが、

でも、飛梅は最後の蕾まで、

しっかりと咲いていました。

 

だから、きっと大丈夫。

 

大丈夫だと思うのです。

 

どうか、飛梅。

私の、

そして、

みんなの想いを

届けてください。

 

きっと、

きっと大丈夫

です。

飛梅の隣には、皇后の梅というのがあって

こちらは紅梅なのです。

二月に来たときはほとんど咲いていなかったけれど

今回は、綺麗な花を咲かせていました。

その隣には、花びらが幾重にも重なった梅もありました。

華やかですね。

元気いっぱいな感じ。

その紅梅から

皇后の梅、本殿、飛梅を望む風景。

先程の紅梅の隣には、

橘の木もありました。

橘といえば、

「五月待つ 花橘の香をかげば 昔の人の袖の香ぞする」

という歌が頭に浮かびます。

若い緑が、いち早く五月のキラキラした季節をも

連想させました。

今はまだ、春と言っても三寒四温。

寒さが厳しいと感じることの方が多いけれど、

季節は巡り、

五月の初夏の風を感じる季節も

いつかは必ずやってきますね。

境内には見事な枝垂れ梅もいくつか見られました。

本殿から、先程の道を少し戻り、

橋は渡らずに帰ろうとする道すがら、

以前見た可愛らしい枝垂れ梅を思い出しました。

二月の時は、まだ全然咲いていなかったけれど

どうだろう。。。と思ったので

そちらの方へ向います。

。。。と

ありました。。。。

が、外国人の方と思われる団体さんが

かわるがわる撮影会をやっていて

なかなか近寄れません。。。

うう。。。

と思いつつ、待つ間、

ふと足元に目をやると、

スミレの花が

石垣の間にかわいらしく咲いていました。

それから、周りに目をやると、

タンポポも咲いていましたよ

黄色いたんぽぽ

少し、待つ間に

思わぬ素敵な発見をしました。

 

そして、お目当ての枝垂れ梅。

かわいらしいというのを超えて、

今年はとても美しく咲いていました

 

 

思わず、うっとりと見つめちゃいました。。。

綺麗に咲きましたね

 

それから、

白梅の美しさには、やはり目が行きます。

白梅は、清廉な美しさがありますね。

最初に中国から日本にもたらされた梅は

白梅だったといいます。

だから、飛梅も白梅なのですね。

 

たくさんの梅の花が咲いていて、

本当に少し俗世を離れたような気持ちになります。

その木々の間の小道を通って、

また、この場所へ来ました。

ここは、「邂逅の苑」という場所。

ここにも、美しい枝垂れ梅が

紅・白とありました。

なかなか芸術的な形。。。

お花は薄桃色でかわいらしいですね

白の枝垂れ梅もありました。

こちらは、気品漂う感じでしょうか。。。。

この場所が、

私の行き通う太宰府の道では、

梅を見る最後の場所になります。

 

それから、いつも、

うぐいす茶屋の横の道を通って、

池に架かる橋の入口に来ます。

(ね。帰りは、橋は通らないでしょ)

 

そして、物思いに耽りながら、

帰ります。

 

今日は、どんなことを思ったか。。。

 

それは、

やっぱり、宮本さんのことでした。

 

宮本さん。。。。

 

宮本さん。

ごめんなさい。

 

FACTORYのライブの

「今宵の月のように」のとき、

「もう消えたい」って、

呟いてしまったこと。

本当に

ごめんなさい。

 

宮本さんは、

いつも、

どんなことがあっても

精一杯の想いを込めて

歌を歌ってくれるのに。

 

私たちが前向きな気持ちで

明日を迎えられるように

精一杯、力の限り歌ってくれるのに。

 

宮本さんの

歌に込められた想いを

わかっていながら。。。。

 

私は、本当に、

小さな人間だと思いました。

自分のことばかり考えて

最低な人間だと思いました。

 

宮本さんのやさしさに

甘えすぎていました。

 

本当にごめんなさい。

 

私は、やっと

わかったと思います。

 

宮本さんという人に巡り逢えて、

宮本さんの歌を聴いて、

宮本さんの想いを

たくさん、たくさん感じて、

 

それが、どれほど幸せなことなのか。

 

つらいこともあるけれど、

宮本さんがいることが

宮本さんの歌う場所に行って、

一緒に同じ場所で、同じ時を過ごせることが、

どんなにかけがえのないことなのか

 

やっと、わかった気がします。

 

本当に気づくのが遅いけれど、

そう思いました。

 

宮本さん、

いつもありがとうございます。

 

そして、

いろんな人たちに

ありがとうございます。

 

この場を借りて、

申し訳ないけれど、

最後に、やっぱり

自分の想いも書いちゃいました。。。。

 

ごめんなさい。

 

福岡より、

飛梅をお届けいたしました。

 

みんなの願いが届くことを

願って。。。。。。

みなさまの幸せをお祈りいたします。

 

ではでは、また