DD会-(ギザギザハートのアスペルガー応援ブログ)

DD会のブログ。発達障害や精神障害への理解促進活動・応援をしています。

昭和の日(過ぎたけど)

2023-04-30 22:44:00 | 日記

ゴールデンウィークに入りましたね?と言えるのかな?

4/29は昭和の日でしたね。祝日が土曜日に重なってしまったのがちょっと残念ですが、飛び石連休よりはいいのかな。5/15/2にお休みを入れられた方は、9連休を取れる方もいるのですね。

どこかにお出かけするのか、家で普段できないことをするのか……


Shikiはちなみに昭和生まれです。Wikipediaによると平成は30年と113日間であったそうですが、30年を間に挟むとなると、随分と昔になったものだなあ……と思えてきます。


昭和と平成の間、そして20世紀と21世紀の間、平成と令和の間、いろんな節目があるものですね。

そして、この30年、いや20年、10年でもいろいろなところが世の中進歩しました。したはずです。


昭和の時代は終戦前のみならず、終戦後後何十年年経っていても、当然の事、下手すれば義務に近かったことが、今や「それは虐待です」とまで言われるようになりました。「ヤングケアラー」がその1例ですね。年上の子が下のきょうだいの面倒を見るなんて当たり前だったのです。もちろん、お手伝いとしてやってもらう分には、今もしてもらっていいものでしょうが……。昔は上の子どもは有無を言わさず子守はさせられたような気がします。お手伝いはともかく、ずっと子どもの時間を奪い続けて良い訳はありません。こどもにも、子どものしたいこと、しなければならないこと(宿題など)もあるのですから。

年長年少に関わらず、それぞれの子どもを尊重しようとする、今の風潮は重要だなと思います。何十年かで、この考えは定着してきました。


ここで「ギザギザハートのアスペルガー」の主人公、中原慎太のことで少し語りたいと思います。

慎太と私は、一回りと言わず年が離れているわけです。彼は平成生まれ。子どもひとりひとりを大切にしていこうとする風潮が少しづつ育っていく平成年間の中で、彼は成長しました、しかし、それでも慎太が虐待を受けていることを相談した相手は、悉く慎太の訴えを尊重せず流していたんですね。このことが、私にはとてもしんどく感じられました。世の中変わっているようで全然変わってないな、と思ったのです。

進歩しているはずなのに……個々のレベルでは苦しんだ子供が少なからず存在していたんだな、と。

平成も中盤以降になっても、まだまだこんなものだったんだな、と。


平成どころか、令和ももう5年目に入りました。新たに慎太と同じような辛い経験をする子がいなくなるよう、すでに辛い子どもができるだけ早く援助の手を差し伸べてもらえるように願うばかりです。

大人が、眼にした虐待に対しての対応方法を知っておくこと、大人本人がしんどい時に頼れるものにアクセスしやすくしておくこと、などなど、情報はとても大切ですね。


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再掲の情報ですが、2023.11.22()~26(に、ギザギザハートのアスペルガーが、東京の下北沢711シアターにて舞台上演されます。

現在鋭意準備中ですが……上演に関する資金についてはまだまだ厳しい状況です。

そのための寄付を募らせて頂いています。


口座は、「ギザギザハートのアスペルガー」原作著者、臼井志乃の運営する、薬剤師と病院などのマッチング業を行う「スウィッチ・エージェンシー」のものになります


舞台「ギザギザハートのアスペルガー」上演応援寄付金

受付口座

四国銀行 木屋橋支店 普通 5181274

スウィッチ・エージェンシー 代表 臼井 志乃

(シコクギンコウ キヤバシシテン 普通 5181274)

(スウィッチエージェンシー ダイヒョウ ウスイシノ)


どうぞよろしくお願いいたします。


近況報告&舞台に向けて寄付のお願い

2023-04-24 10:55:00 | 日記

さて、しばらく更新が滞ってしまっていました。こまめに更新したいのですが、頭が働かない時に、Twitterの140文字*いくつかのリプライ程度ならともかく、ブログ記事の長さの文章を考えるのはちょっとしんどかったのです。

Shikiは数ヶ月おやすみしていた仕事に、しばらく前にやっと復職しました。仕事はなんとかかんとかしているものの、生活がうまく回せていない状態。

仕事から帰って夕食を食べると、20時前から眠り込むような感じでした。


それでも、朝起きたらなんとか体が動くのは、仕事に行けるのはありがたいな……と思わざるを得ません。働けない焦りはとてもしんどいものです。でも、私は自由を愛しています。季節の果物や気に入った漫画を買えること、行きたい場所に行けること、そういうささやかな自由を守るために頑張ります。


そういえば、数日前にものすごく久しぶりに、前売りのコンサートのチケットを買いました。これはぜひ行きたい、たとえその頃寝込んでいてもその日だけは絶対に行く、と思ったのです。

具合が悪いと、数ヶ月先の体調が予見できないのでチケットを買うのも結構躊躇することが多いです。そもそもお金もかかるものですし。だから、ちょっと行きたい、くらいの催し物では前売り券は買えなかったのです。

絶対行きたいと思えるコンサートが高知で行われること、そして前売り券を買いたいと思ったこと、買えたこと。ささやかだけどとてもハッピーなことです。



さて、舞台「ギザギザハートのアスペルガー」のこと。

舞台というのは、台本に始まり、役者さんたち、舞台、舞台装置、チケットの準備、広告、その他もろもろ、とてもお金がかかります。ものも動けば、人も動くので、当然ではありますが……。


原作のギザギザハートのアスペルガーの著者、DD会の一員である臼井志乃も、上演にかかるお金を工面するのに四苦八苦しているところです。

自分たちだけでお金を工面するのは困難で……。


それでもアスペルガー症候群やその他精神障害の理解促進の一助としたい。

どん底(に近い)状態からでもこれだけの回復ができることを示したい。

精神医療の重要性、社会への貢献度を知ってほしい。

(障害者も、そうでないひとも)よりしんどい思いをせずに生きていく方法を、より生きやすい世の中にしていくことをみんなで考えるきっかけになってほしい。


こういう色々な思いから、

作者の臼井も、私たちDD会のメンバーなども、なんとか無事に上演に漕ぎ着けたいと思っているのです。


そして、臼井とも何度か話して、舞台「ギザギザハートのアスペルガー」上演のための寄付を募らせていただくことにしました。


アスペルガー症候群、精神障害への理解促進、という理念に同意してくださり、ギザギザハートのアスペルガー舞台上演を応援してくださるというお気持ちがある方、ぜひご協力頂けましたら幸いです。


ご寄付くださった方のお名前は(ご希望がない限り)公表しませんが、

寄付の状況、舞台上演の進捗状況などはこのブログや、Twitter(DD会広報や臼井のアカウントなどを通して発信させていただきます。


寄付は現在のところ、銀行振込のみで受け付けさせていただきます。

口座は、臼井の行っている、薬剤師と病院などのマッチング業を行っている、「スウィッチ・エージェンシー」のものになります。

(誠に申し訳ございませんが、振込手数料は寄付してくださる方の御負担でお願いいたします)


※もちろんクラウドファンディング等も考えたのですが、今多数のクラファンが立ち上がっている中で、必要額を募るのは現状困難であると判断しました。

現在、クラウドファンディングは無数に立ち上がっており、その中で自分たちを十分にアピールするだけのマンパワーを、割くことが困難であると考えたからです。


舞台「ギザギザハートのアスペルガー」上演応援寄付金


受付口座

四国銀行 木屋橋支店 普通 5181274

スウィッチ・エージェンシー 代表 臼井 志乃

(シコクギンコウ キヤバシシテン 普通 5181274)


スウィッチエージェンシー ダイヒョウ ウスイシノ