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みちのくさいはて紀行の旅

2016-06-15 | 旅行記

みちのくさいはて紀行 下北・津軽二大半島秘境の旅

《1日目》
福井(9:50)=<北陸・名神道・名古屋高速/途中車内弁当の昼食>=豊山北IC(13:05)=名古屋(小牧)空港(14:30発)…✈…いわて花巻空港(15:40着)≪ホテル送迎バス≫=花巻温泉(16:30着・泊)

 観光ツアーで各地からの乗合せた23名と参加する団体旅行に行って来ました。
堅田PSで休憩と同時に、弁当を詰め込んでバスは名古屋空港へ向かう。今日は東北屈指の温泉地、岩手県の花巻温泉郷まで飛行機の移動です。名古屋空港から約1時間余りで花巻空港へ、送迎バスでホテルへ着く
 ホテル花巻前のバラ園

 ホテルのご膳と身体にしみ入るお湯が、旅の癒しと楽しみを感じさせてくれる。

《2日目》
ホテル(7:50)=花巻IC=安代JCT(8:40)=下田百石IC=むつ市:下北名産センター(11:40~)(味噌貝焼きの昼食)=佐井港(14:00)…🚢…「仏ヶ浦」(30分見物)…🚢…佐井港(15:30)=大間埼(15:55~)=薬研温泉(17:30着・泊) <開湯400年の名湯宿泊>

 今日から観光地へ、しかし、天気が悪く時々小雨が降る気配。花巻ICから東北自動車、安代JCtから八戸自動車と高速自動車道で青森県に入る。バスの中では、バスガイドの説明が東北の歴史などを聞き入るだけ。高速道路を下り下北半島の入口、野辺地町へ。そこから下北半島”ナタの柄の部分”の陸奥湾に面した、JR大湊線に沿った”むつはまなすライン”を北へ 向かう。
 途中のトイレ休憩
車窓から見る景色は、畑地や原野の寂しさを感じる。近くにある、六ヶ所村には原燃PRセンターがあることが、わかる気がする。
 グレーの空は重苦しい雲におおわれた、むつ市の手前で昼食を取る。1階でのショッピングはどこでも同じで、観光営業も立地条件の一つであろう。またバスは、海岸を右側に眺めるように海岸の町村に沿って、本州最北端・「マグロ一本釣り漁法」で有名な大間崎を目指す。そこから南下し佐井港へ、今日の目玉観光・「仏ヶ浦」へ行く観光船に乗り込む。
 
海から白い岩が連なる奇岩からの眺めは迫力がある。「仏ヶ浦」地点に上陸して自然が作った奇岩の景観は秘境地にあたいする。
 
 
来たコースを港へ、そして海岸道を大畑地区まで戻る。途中の大間崎で下車し、モニュメントや碑に本州最北端を実感する。

海岸からヒバの原生の山間地に入って30分で渓谷沿いの薬研温泉郷だ。
温泉は源泉掛け流しの大浴場でごゆっくり、そして夕食は和食膳を賞味する旅の楽しさだ。
 
※下北半島は、ヒバの木が全域に広がり、伐採した樹木を河口部に運んで、69年に全線廃止した森林鉄道が枝葉のように延びていた地区である。

 ※後で知ったが、1965年公開の映画「飢餓海峡」(原作・水上勉)の舞台である。津軽海峡での連絡船転覆から仏ヶ浦に渡った事件犯人が森林鉄道に乗り、物語が始まった土地でもある。

《3日目》
ホテル(7:35)=恐山(8:00~:45)(日本三大霊場)=むつ市(9:50)=野辺地(10:33)=浅虫(10:40~:55)=竜飛﨑(昼食12:40~13:28)(30分見物)=つがる市・五所河原"立佞武多”(15:25=15:55)=青森空港(16:30~19:45) …✈…名古屋(小牧)空港(21:10~:35)=豊山北IC=敦賀(23:00)=各地=福井(24:30)
 
 今日は雨である、早朝から昨日は入れなかった泉掛け流しの露天風呂へ。
天気予報が見事にあたり、天気が悪く予定の脇野沢港から蟹田港への”むつ湾フェリーにて陸奥湾横断(フェリーで60分)”の移動が中止になった。

まず、第一の観光地の日本三大霊場に数えられてる「恐山」へ向かう。「恐山」は地獄と浄土に見立てられた独特の光景で、雨風の中・イタコの口寄せを思い、一層意味深いものを感じる。
 
          荒涼として、死者との対峙に心が顕れるようだ
昨日来た「むつ市」からは、同じく陸奥(むつ)湾に沿って野辺地町へ。青森市へ向かう手間の道の駅で休憩し、今度はJR津軽線に沿って北へ走る。

北海道新幹線の本州最北の駅を通って、どうにか津軽半島最北端の「龍飛崎」で遅めの昼食と階段国道を見に行く。

そこから日本海を東に南下する、小泊を結ぶ国道339号線「竜泊ライン」と呼ばれて、山岳道路と海岸を線を行くシーサイドラインを走る。交通量も少ない道路は、展望とのんびりと走れる「楽しみのドライブコース」であるがそうはいかない。
徐々に高度を上げ展望台の眺瞰台(ちょうかんだい)過ぎれば、急な下り坂を曲がりくねって一気に下り海岸線を6㌔程走るが、途中には七ッ滝などの見所もある。

 
                              曲がりくねった下り     七ッ滝     (インターネットより)
小泊からもしばら海岸が続くが、その後は津軽平野の田園風景が続く。
”39歳で去った小説家・太宰治の故郷”五所河原市を過ぎ、最後は半島南の立佞武多の館を見学へ。
青森や弘前の佞武多は知っていたが、ここ五所河原のねぷたを知り、展示場には3基が22mの”巨大ねぷた”など圧倒的な迫力に感動する。 
    
    五所川原の立ねぷた   
 その後は、青森空港で弁当を食べ、予定コースで夜遅く福井へ帰る。

あっという間の三日間であったが、一言で言えば味深い旅であった。機会が無いと行けないが、自然と温泉とわびさびの世界を求めるなら、”秘境地の下北・津軽半島の旅”は一度は行っておくと良いと思う。

 


 

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