呉越

　今回のコースは呉越です。
呉越と言うと呉越同舟で知られる中国の呉と越を思い浮かべるでしょう。
しかし，呉と阿賀の間にある峠のことです。呉越と言うバス停があります。
スタート地点は安芸阿賀駅です数年前駅舎と駅前整備がされました。
また，駅裏へも改札から直接行ける様になりました。安芸阿賀駅の裏は小学校、
中学校、高校、高専、大学、職業訓練校、特別支援学校がり、呉市内でも一大学研町です。

駅を出るとすぐ国道へ出ます。10年ほど前商店街がありましたがトンネルの完成で商店街は
引っ越しました。このトンネルは戦時中に掘削がされましたが，中断されたものです。
なお写真の左の坂道を上がると休山へ上がることができます。

トンネルの長さは1.7ｋｍまた1日の交通量は4万台程にもなり重要な幹線です。
しかしその排気ガスの匂いがひどいため歩道と車道を分離するガラスの壁が設置されました。

トンネルを出たところは昔はバスセンターがあり広島行きのバスが出ていました。
右手に曲がると呉越への上り坂となります。ここに呉で有名なメロンパンがあります。
また少し上がると千福があります。

この道はトンネルができるまでは国道でしたが、今は県道そして市道となっています。
今回は旧国道ができる前の旧道を歩きました。下の写真もう少し上を右手に入ります。

旧道と旧国道が交わった後呉越の手前でさらに旧道へ入ります。

旧道の一番上から見た呉越です。呉には山を切って道路にしたところがあります。
国立病院の裏とかですね。

ここから少し下ると呉越名水と言われる井戸があります。道路の左側は法面になっているの
に，手の届くところまで水があります。昔の人はここでのどの渇きを潤したのでしょうか？

道を下っていくと阿賀の町が見えてきます。

ほぼ平地に出ました。かつて呉越は交通事故が多く渋滞も頻繁に起きましたそのとき、この
道を通ったものです。

この道を通り過ぎるとやがてトンネルの阿賀側となり阿賀駅へと帰ります。

今回のコースは6.7ｋｍで1時間10分でした。
地図は全体を詳細を載せました。