特急「はまかぜ」撮影で良く通う播但線ですが、その昔
今の同線のルートに沿うように、生野銀山から飾磨港まで「日本初の高速道路」
とも言われる馬車道がありました。
沿線では2008年頃よりその観光PRが始まり、播但線でもそのPRの為の
ラッピング列車が走っています。
2013.3.17 JR播但線 溝口~福崎
まずは103系で登場した「銀の馬車道」号。最初の編成は播但線カラーとも言える
赤を基調とした編成です。
2009.1.17 JR播但線 鶴居~新野
続いて登場した第2編成は、水色を基調に。
最初の編成が他の播但線普通車と同じ赤基調だったことから、
同編成の登場でイメージが大きく変わりました。
2013.5.3 JR播但線 鶴居~新野
2008年の年末に登場した第3編成は黄緑を基調に。
3本が揃った頃から「はまかぜ」の他に、播但線電化区間では普通列車を撮る楽しみも
感じるようになっていました。
2012.10.6 JR播但線 新井~青倉
2009年夏に登場した第4号には、初めて気動車に白羽の矢がたちます。
キハ41 2003にピンク基調のラッピングが施され、播但線・寺前~和田山や山陰本線で
運用されています。
最近は首都圏色の登場も目を引くキハ41ですが、個人的にはこの2003号車が一番の好みです。
この勢いで第5編成が出るかと思いきや、これで打ち止めとなっています。
また最近は国鉄時代に作られた鋼製の一般車には、一色化という塗装変更が進められています。
播但線北部の非電化区間には先述の通り一色化の波が到来していますが、
南部の電化区間はその兆しはありませんね。
「銀の馬車道」号全4本には、長く活躍を続けてもらいたいものです。
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