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ことばの教育実践!

言語事項の学習のために作っていきます。

日本で使う文字 「仮名の由来」(光村図書・6年上)

2007-01-05 00:36:29 | Weblog

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説明1 昔の文字は、ひらがなではなく、全て万葉仮名という漢字が使われていました。

波奈を提示
発問1 何と読みますか。

波留を提示
発問2 何と読みますか。

(資料提示)
奈仁和川仁

指示1 日本で、最も古い教材の1つです。ひらがなに直しなさい。

指名して何人かに読ませる。
指示2 
読みます。

残りの資料を提示して,ひらがなに直させる。
難しすぎる場合は,教科書の87ページを見せてもよい。

左久也己乃波奈
不由己毛利
以末波波留部止
左久也己乃波奈


全部の読みが分かったところで,全員に読ませる。

指示3 現代の漢字で書けるところは漢字に直しなさい。
・ 咲く
・ 花
・ 冬
・ 今
・ 春
・ 難波津(大阪市のそばの港)
・ 冬籠り(枕詞)
・ 木(出なかった場合は,発問する。)

指示4 3行目までに、もう1文字漢字にできるところがあります。漢字に直しなさい。

この花
木の花
此の花

説明2 どれも使われていますが、多くの本では「木の花」としています。

発問3 木の花とは,何の花のことですか。

・ 桜
・ 梅

説明3 この歌の場合は,梅です。この歌が読まれたころは花といえば、梅のことをさすのです。しかし,その後天皇の庭の梅が桜に植えかえられて、花といえば桜をさすようになりました。

発問4 日本最古の教材であるこの歌。現在でもよく使われています。何に使われているのでしょう。

説明4 百人一首をする時の,最初のから札(序歌)としてこの歌が使われています。