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大豆の日々

女子ボクシング

パリ五輪、女子ボクシングで恐れていたことが起きた。XY染色体を持つ男性が「女性」としてボクシングに出場した。

(イタリアの女子選手はその後謝罪させられた。いつもの、女性迫害の一種)。

2023年国際ボクシング協会(IBA)は2023年に世界選手権時にDNA検査をして、イマーン・ケリフ選手とリン・ユーティン選手はXY染色体を持つ男性として失格処分にした。その後2人が決定に不満があるならスポーツ裁判所に訴えてよい、その裁判費用も持つとした。リン選手は訴えなかった、ケリフ選手は訴えたが、その後取り下げた。つまり、この処分を受け入れたのである。IBAはこの結果をIOCにも伝えている。

しかし、IOCは選手の性別はパスポートに基づくとして、彼らの参加を認めた。

こんな無責任なことがあるだろうか。

国際ボクシング協会(IBA)は8月5日記者会見して、この二人の選手についての検査、その後のいきさつについて語っている。また、IOCへ送付した文書も公開しした。

この記事に詳しいです。

はっきりしておかなければならないのは、この2選手はトランスジェンダーではないこと、性分化疾患であるということだ。つまり、

***

アンドロゲン不応でXY染色体を持つ人はとは生まれた時に外性器が未発達で女の子に見えても精巣を持っているんです。そして子宮はない。 生まれながらに男性なんです。 赤ちゃんの時に女の子と誤解されて育てられてしまったという事。

***

男性だから、身体的優位性を持つ。

IOCもアルジェリアも台湾も検査をしようとはしない。

中にはIBAの会長はロシア人だから信用ならないという人もいる。だったら、ちゃんと検査すればいいだけの話。そして議論の中身でなく、その人の属性を言い立てる人って、そのことで被害を受ける女性のことは眼中にない。

彼ら二人は自分たちがDSDであることを知っている。知っていながら女子の試合に出場し続けている。

そして、この件が問題になったら、「いじめられている」と被害者ポジションを取る。本当に卑怯。

彼らを擁護する人たちは「女の子として生まれ、女の子として育ってきたんだぞ」という。

だけど、ケリフ選手は「イスラム圏の女子」として生活してないよ。

アルジェリアの女性と比べて見るとよい。アルジェリアはイランなどとは違ってヒジャブは強制ではないそうだけれど、彼がヒジャブをしていなくても誰もとがめないと思う。彼は自由な服装ができる。

彼を擁護する記事が朝日新聞に出た。「プライバシーが大事」だって。書くのはいつもの人たち。

そこには、生命の危険にさらされる女性たちへの視点はない。男性の性的少数者権利運動を擁護する人たちはそのことによって女性が受ける被害への視点がない、いつもの主張だ。あほらし。

そうなんだよ。IBAが申入れをし、警告もしていたのに無視していたIOCの責任だ。

なぜIOCはそういう態度なのか、といえば、「多様性」「包摂」つまりLGBT運動の影響下にあるということだろう。

(LGBT特に「T」は女性迫害、男性権利拡大活動、女消し活動だから)

五輪に関心がなかったから知らなかったのだが、リオ五輪陸上女子800mメダリストは全員DSDだったそうだ。

4位のカナダ選手は本来だったら金メダルのはず。彼女は今までの努力も、名誉も、将来も奪われた。彼女のコーチはあまりにも公平性に欠けると抗議したが、カナダの五輪委員会の弁護士から脅迫されたそうだ。

この女子選手の表情。悔しかったろうなぁ。悲しくなる。こんな思いをする選手が東京(重量挙げ)でもパリでもいるわけだよ。

ちなみに金メダルのセメンヤさんは女性と結婚し、子どもを授かったそうだ。つまり男性だった。幸せそうで何より。

XY染色体(5-ARD)の選手は女子スポーツに参加すべきではない。ましてトランス女性(身体男性)の参加などもってのほかだ。

しかし、いつも性別が問題になるのは女性スポーツで、難儀を押し付けられるのは女性で、スポーツの権利を奪われるのも女性で、公平性を求めても無視されるのも女性で、そもそもスポーツにもなかなかアクセスできなかった歴史があるのに、今もこういう仕打ちを受ける。世の中は女性にとって理不尽だ。

でも、この問題で声を挙げる人たちが多いのは、世の中、すこし「T」活動のおかしさに気づいてきているということなのかな。

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