パリ五輪、女子ボクシングで恐れていたことが起きた。XY染色体を持つ男性が「女性」としてボクシングに出場した。
「勝てないよ、だって相手男だもん」
— Rosarinn (@rosarinn) August 5, 2024
私、このシーンで涙出ました。
XY染色体と戦わなければならない「絶望感」
安全性と公平性の無いオリンピック。
パリ五輪 女子ボクシング66kg級 準々決勝 pic.twitter.com/hMHEYf2mlm
(イタリアの女子選手はその後謝罪させられた。いつもの、女性迫害の一種)。
パリ五輪 ボクシング女子57kg級
— Rosarinn (@rosarinn) August 4, 2024
準々決勝で「例の人」と対戦したスベトラーナ・スタネバ選手が、試合後ジェスチャーで示した訴え❌❌
この様な状況はあまりにも理不尽で憤りを感じます。 pic.twitter.com/UhDN36ZeUI
2023年国際ボクシング協会(IBA)は2023年に世界選手権時にDNA検査をして、イマーン・ケリフ選手とリン・ユーティン選手はXY染色体を持つ男性として失格処分にした。その後2人が決定に不満があるならスポーツ裁判所に訴えてよい、その裁判費用も持つとした。リン選手は訴えなかった、ケリフ選手は訴えたが、その後取り下げた。つまり、この処分を受け入れたのである。IBAはこの結果をIOCにも伝えている。
しかし、IOCは選手の性別はパスポートに基づくとして、彼らの参加を認めた。
こんな無責任なことがあるだろうか。
国際ボクシング協会(IBA)は8月5日記者会見して、この二人の選手についての検査、その後のいきさつについて語っている。また、IOCへ送付した文書も公開しした。
(Reduxx配信)
— gamalan3(温解凍中) (@streamkamala) August 5, 2024
"国際ボクシング協会(IBA)は、アルジェリア人ボクサーのイマーン・ケリフ氏と台湾人ボクサーのリン・ユーティン氏をめぐる問題について、パリで記者会見を開いている。
IBA医療委員会の元委員長で、産科婦人科医として30年の経験を持つイオアニス・フィリパトス医師が発言した。… https://t.co/JstwC42IEF
この記事に詳しいです。
【朗報】
— Yamaken🐸🦵⚡️ (@YamakenIC) August 6, 2024
世界選手権の性別検査失格後にオリンピック女子ボクシングに出てるアルジェリアと台湾の選手の続報!
国際ボクシング協会IBAが IOCへ送った検査結果の要約と、研究所名と失格の根拠となった2023年大会前からある規則を、フェルプスの自伝執筆等実績ある記者アラン・アブラハムソンが公開した https://t.co/nhliaMKm9n
Prior to the Olympics the International Boxing Association (IBA) disqualified two fighters at their 2023 world championships for showing evidence of XY chromosomes. Per their rules, anyone with XY cannot fight in the women’s category. 2/
— Jennifer 🟥🔴🧙♀️🦉🐈⬛ 🦖 (@babybeginner) August 6, 2024
はっきりしておかなければならないのは、この2選手はトランスジェンダーではないこと、性分化疾患であるということだ。つまり、
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アンドロゲン不応でXY染色体を持つ人はとは生まれた時に外性器が未発達で女の子に見えても精巣を持っているんです。そして子宮はない。 生まれながらに男性なんです。 赤ちゃんの時に女の子と誤解されて育てられてしまったという事。
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男性だから、身体的優位性を持つ。
1. 5-アルファ還元酵素欠損症(5-ARD)を持つXY染色体の選手は、外見が女性的でも生物学的には男性です。
— Gwen🐙 (@000Gwen) August 5, 2024
2. これらの選手は男性思春期の利点を経験しており、女性選手に対して身体的優位性を持ちます。
パリオリンピックの一番不思議な点は、
— Yamaken🐸🦵⚡️ (@YamakenIC) August 5, 2024
別の世界選手権の性別検査で失格になったがオリンピックのルールは満たしてるというアルジェリアと台湾のボクシング選手が、
もし性別検査がデタラメなら、口の中を綿棒で拭って検査しスポーツ仲裁裁判所CASへ訴えて勝てるだろうに両国もそれはしないという事だ
IOCもアルジェリアも台湾も検査をしようとはしない。
中にはIBAの会長はロシア人だから信用ならないという人もいる。だったら、ちゃんと検査すればいいだけの話。そして議論の中身でなく、その人の属性を言い立てる人って、そのことで被害を受ける女性のことは眼中にない。
彼ら二人は自分たちがDSDであることを知っている。知っていながら女子の試合に出場し続けている。
そして、この件が問題になったら、「いじめられている」と被害者ポジションを取る。本当に卑怯。
ほんとこれな。対戦相手の女子選手たちはパンチが強すぎて死ぬかもしれないと恐怖していたのに、このXY選手はそれで受けた非難のことを「いじめ」であって「(いじめで)死ぬかもしれない」と言っている。ほんと卑怯。そもそもXYが女性に暴力を振るうのをやめろ https://t.co/0PN5bEYcdu
— deepdreamlessslumber🦖 (@ddslumber) August 6, 2024
彼らを擁護する人たちは「女の子として生まれ、女の子として育ってきたんだぞ」という。
だけど、ケリフ選手は「イスラム圏の女子」として生活してないよ。
アルジェリアの女性と比べて見るとよい。アルジェリアはイランなどとは違ってヒジャブは強制ではないそうだけれど、彼がヒジャブをしていなくても誰もとがめないと思う。彼は自由な服装ができる。
How many Islamic countries allow their women to dress this way? pic.twitter.com/uCtY7pIpY1
— Allie Beth Stuckey (@conservmillen) August 3, 2024
彼を擁護する記事が朝日新聞に出た。「プライバシーが大事」だって。書くのはいつもの人たち。
そこには、生命の危険にさらされる女性たちへの視点はない。男性の性的少数者権利運動を擁護する人たちはそのことによって女性が受ける被害への視点がない、いつもの主張だ。あほらし。
明らかに格差のある相手に殴られる
— あのさぁ (@y_y_mor) August 6, 2024
沢山の女性の傷を無視して
一人の選手の尊厳を言い立てるのが正義かどうか?
問題あるルールを持ち込んだ人の責任です。
選手個人ではなく。
そうなんだよ。IBAが申入れをし、警告もしていたのに無視していたIOCの責任だ。
なぜIOCはそういう態度なのか、といえば、「多様性」「包摂」つまりLGBT運動の影響下にあるということだろう。
(LGBT特に「T」は女性迫害、男性権利拡大活動、女消し活動だから)
五輪に関心がなかったから知らなかったのだが、リオ五輪陸上女子800mメダリストは全員DSDだったそうだ。
2016年リオオリンピックの陸上女子800mの金銀銅メダルが全員DSDって単なる噂じゃなくて、本当にそうなのか・・・
— Yamaken🐸🦵⚡️ (@YamakenIC) August 4, 2024
新聞記事になってるんだから本当なんだろう
そりゃ世界陸連が規制するわけだよ
女性が「女子」に出られない規定 東京五輪陸上で初適用https://t.co/XoEcpO6C5y pic.twitter.com/ZcZQogsTyu
4位のカナダ選手は本来だったら金メダルのはず。彼女は今までの努力も、名誉も、将来も奪われた。彼女のコーチはあまりにも公平性に欠けると抗議したが、カナダの五輪委員会の弁護士から脅迫されたそうだ。
「そしてカナダオリンピック委員会の弁護士から、もし私が口を開けば、生涯スポーツ禁止になるだろうという電話を受けたんだ」
— Moja Mojappa🪬 (@MojaMojappa) July 12, 2023
ピーター・エリクソン元カナダ陸上競技部ヘッドコーチ
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🤖女子スポーツは政治の舞台。まともに選手扱いされていない女子アスリートたち。https://t.co/1qpr18zTBS
この女子選手の表情。悔しかったろうなぁ。悲しくなる。こんな思いをする選手が東京(重量挙げ)でもパリでもいるわけだよ。
ちなみに金メダルのセメンヤさんは女性と結婚し、子どもを授かったそうだ。つまり男性だった。幸せそうで何より。
XY染色体(5-ARD)の選手は女子スポーツに参加すべきではない。ましてトランス女性(身体男性)の参加などもってのほかだ。
しかし、いつも性別が問題になるのは女性スポーツで、難儀を押し付けられるのは女性で、スポーツの権利を奪われるのも女性で、公平性を求めても無視されるのも女性で、そもそもスポーツにもなかなかアクセスできなかった歴史があるのに、今もこういう仕打ちを受ける。世の中は女性にとって理不尽だ。
でも、この問題で声を挙げる人たちが多いのは、世の中、すこし「T」活動のおかしさに気づいてきているということなのかな。