NHKの朝ドラ、BS放送では朝の7時15分から
7時45分にかけて、新旧2作を放送している。
前半が再放送、後半が新作で地上波で8時から放送
している新作を、いち早くオンエアしているのだ。
この枠の視聴者は多いのではと思っている。
忙しい現役サラリーマン世代は無理だろうが、
自分たちOB、OG世代には、早起きついでに
見ている方々が、多いのではとふんでいる。
自分がそうだからだ。
この枠の常連視聴者になったのは、
「あまちゃん」の再放送が始まった時期だ。
遡って、連続ドラマをよく見るようになったのは、
さらに遡り10年ほど前。
もう数十年続いているこの枠を、知ってはいたが、
のんびり見るなんて言う時間はなかった。
それが、突然の転勤で可能になった。
当時のトップと折り合いが悪く飛ばされたのだ。
お陰で暮しに余裕ができた。
で、話す相手もいない一人の朝ごはんの食卓で、
何の気なしに見始めたのが朝ドラ。
NHK大阪制作の「ちりとてちん」だった。
主演の貫地谷しほりさんと個性的な助演陣、
この人たちに、斬新な脚本演出が加わって、
自分にはとびぬけて面白いドラマに写った。
というか、テレビのドラマをゆっくり見る
習慣がなかったから、とても新鮮だった。
ほぼ全作をみた。
家族と離れ、大阪単身赴任中だったことも
ほぼ全作見るきっかけになったのかもしれない。
次に始まった同番組の東京製作は、いまいちでパス。
その後の「だんだん」(三倉茉奈佳奈)にも魅入られた。
この作も、ほぼ全作視聴。
そんな訳で、テレビを朝見る習慣がついてしまった。
職を終えて、趣味とアルバイトの日々には
テレビは良き友達。NHKもこの枠に
かなり力を入れるようになったと感じている。
ただ、半年元気に演じ切る主演の若き女性には
かなりのプレッシャーだろう。
風邪もひけないし、けがもできない。
が、その緊張感がドラマを、
一層魅力的にしているように思う。
引き続き楽しませていただきます。