モタードLIFE

Dトラッカーいじり

Dトラッカー❗️キャブレター

2021-05-06 20:49:00 | 整備・メンテナンス

Dトラッカーのキャブレター取り外しは

とにかく面倒臭いです。
私も最初は外し方をネットやYouTubeで検索しまくって試行錯誤しながら苦労しました。
 
って事で解説していきます。
 
まずは外装とタンクを取り外した状態からスタートです。
 
 
 
まずはキャブレター内に残ったガソリンを抜いて行きます。
 

赤丸の部分にガソリンが入ってます。
 
次にガソリンが溜まった部分から下方向に出ている黒いホースを辿って抜く準備をします。
 

写真のように表に出した状態にすると抜きやすくなります。
 
つぎに六角レンチでフューエルタンクのボルトを緩めます。
 
ある程度緩めたら指で回しながらガソリンを抜きます。
 
この時にボルトを抜かない様にして下さい。
 
完全に抜いてしまうとソコからガソリンが溢れ出てきて掃除が大変になります。
 
 
サイドスタンド状態で作業する際は車体が傾いている分キャブ内のガソリンが残ってしまう場合があるので、
 
ある程度ガソリンを抜いたら車体を真っ直ぐにして抜いた方がいいです。
 
 
 

ガソリンを抜き終わったら緩めた所を締め直しておきましょう。
 
ガソリンを抜く際は鉄製の容器を準備しておく事をお勧めします。
 
今回は見やすくする為にペットボトルを使用してます。
 
 
次にキャブレターに冷却水が通るウォーマーが付いているので外します。
 





シリンダーブロックを通って温まった冷却水をキャブレターに経由させる事で
 
キャブレター自体も温める役割のモノになります。
 
 
いっその事キャンセル使用にした方が後々の作業は楽になります。(今回はそのまま)
 
 
 
流れは  エンジン → キャブ → ウォーターポンプに流れているようです。
 
なので外す時は車体右側から外します。
 
 
※左側を先にやってしまうとドンドン冷却水が出てくるので注意
 

ウォーマー部に付いている金属バンドを外し、クーラント液が漏れない様にホースを塞ぎます。
 
 
塞ぎ方は色々有りますが、私はコレを使ってます。
 
 
 

工具セットなどを買うと大抵付いている付け替えタイプの先端部分です。
 
 

コレが思った以上にピッタリ❗️
 
 
作業中はとりあえずコレで塞いでます。
 
あと、ホースを抜いた時に若干クーラント液が漏れるので、予めウエス等を敷いておくと後々拭き取る手間が省けます。
 
次にスロットルワイヤーを外します。
 

スロットルワイヤーのナットサイズは10mmです。
 

長さを調整するワイヤー本体側と固定側があるので2本使います。
 
 
キャブレターに付いているスロットルホルダーからアクセルワイヤーを
 
外していきます。
 
 
 
 

スロットルからワイヤーを外し、戻り側のワイヤーを緩めて外します。
 

ワイヤーを外したら戻り側のナットを緩めてスロットルホルダーから取り外します。
 
キャブレターからスロットルホルダーごと外すやり方もありますが、
 
純正で一度も外した事ない状態だとネジロック剤が付いていてカナリ硬いです。
 
しかもホルダーがプラスネジなので最悪ナメてしまいます。
 
 
最初はキャブを外した状態でホルダーを外す事をオススメします。
 
 
次外す時が楽になります。
 
次にエアクリーナーホースを外していきます。
 
 

キャブレター側のバンドを緩め、エアクリーナー側も緩めます。
 

この時、エアクリーナー側の突起とホース側の溝口が噛み合った状態になっているので回したりが出来ません。
 
なので、ホースの中央付近を上から下方向に曲げるようにすると外しやすくなります。
 
作業する上でキャブレター側だけを緩めて外す事も可能ではありますが、正直やりにくいです。
どっちにしろマニホールド側(エンジン側)を外す時にキャブを引くようにして外さないといけないので、エアクリーナー側のホースは取り外してしまった方が後々作業が楽になります。
 


ホースを外す時に私の場合、エアクリーナー側のバンドを外してしまってから作業します。
 
理由はホースを曲げて変形させる時にバンドをズラした状態だとバンドが邪魔になって曲げにくくなってしまいます。


次にインテーク側をユルメます。
 


キャブ本体を手前に引いて抜きます。
 


インテーク側にも噛み合わせ部分があるので、グリグリ回しながら外すのはNG!
 
キャブ本体を少しづつゆらしながら手前に引き抜くのがコツ❗️
 
 


あとは、配線を避けて上に引き抜くスペースを確保して取り外すだけです。
 


ね!
 
なかなかの手間でしょ😅
 
キャブのセッティングを変えるだけで、エンジンの掛かりが良くなったり、
 
 
加速や最高速の伸びが変化するのでなかなか楽しいですよ👍
 
 
次回は「キャ分解!メインジェットとスロージェット交換v」
 
 
やろうと思います。
 
 
では、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Dトラッカーの基本!タンクの外し方

2021-05-06 16:05:00 | 整備・メンテナンス

Dトラッカーのタンクはカスタムの時に外す機会が多いです。

では、早速!
まずはボルトを3本外します。
サイズは8mmです。


両側外したら次は真ん中のボルト❗️

ここのボルトは長めです。

ガソリンコックをOFFにしてキャブにつながるホースを外しします。

ガソリンホースのバンドが他のバンドと違う形状になっていて外すのにコツがいります。
ラジペンで縦に挟んで時計回しに軽くひねり、少しづつ下にずらしていきます。



次にホースを少しだけずらします。

抜いた途端にホース内のガソリンが出てきてしまうので、ココロとウエスの準備をしましょう。

いざ❗️

ホースを包む様な形でウエスをスタンバイしたら軽く抜きます。
その時にコックを側の残油とホース側の残油が滲み出て来ますのでウエスで吸収してやるイメージです。


20秒ほどしたら、ウエスでホースを覆ったままゆっくりずらして行きます。


ホース内に残ったがガソリンが溢れないように上向きにするか、ホース内のガソリンを抜いておくのもアリです。

次にタンクに付いているホースを2本外します。
私の場合、何度も取り外ししているので外しやすい取り回しをしていますが、純正状態はもっと複雑に付いてます。
リアサス側に伸びる形で付いてるので、下から徐々に外すのがコツです。
外したら外側にだします。
次にコックの2本のボルトを外します。

タンクを外す時にやりがちですが、先にここを外してしまうとホースが抜きにくいのでホースを抜いた後に外すのがオススメです。

コックを内側に押し込みながらタンク浮かせる事が出来ます。

が❗️


ガソリンのメインとリザーブホースの間をAIホースが通って外せません。

なのでエアクリーナー側に付いているAIホースを外します。

AIホースを外したら、コック側のホースを抜かない様に引っ張ります。



ここまで出来たら後はタンクを持ち上げるだけです。

コックがフレームに引っ掛かりやすいので
きおつけてタンクを外していきます。


これで取り外しが完了です。
後はコックの部分が汚れたり異物が入らない様にウエス等で保護しておきましょう。


以上がガソリンタンクの外し方になります。




























Dトラッカー❗️外装の外し方

2021-04-17 08:07:00 | 整備・メンテナンス
 
 


 まずはシュラウドのボルト4本外していきます。
 
 


 



一ヶ所だけ長めのボルトになってる所があるので戻す時に注意。


 

 
 
 
ラジエターの所に付いているボルトは斜めに入ってます。
 
 
 



右側も同様に外して行きます。

 


 次にサイドカバー、こちらも8mmのボルトが2カ所あります。
 
 
 
両側外したら次はシートを外して行きます。
 
 

 
 
 
シートだけを外す時などはサイドカバーのシート下にあるボルトを両側外せばシートだけ外せます。

 
 
 
フレームとサイドカバーの間にシートを固定する金具があります。
 
 
 
矢印の方向に引き上げるとシートが外せます。

次にテールカウルを外します。
 
 
 
 
シートとサイドカバーを外すと両側に8mmボルトがあります。

 
 
 
次に裏側の2本を外します。
 
 
 
 
 
 
計4本のボルトを外すとリアのカウルが外れます
 
 
以上で外装の取り外しは完了です。
 

外装を取り外して出来ること!
 
 
 
 
左側
 

 
1.バッテリー交換
 
2.冷却水交換または補充
 
右側
 
(ぱっと見、トリッカーにみえるのは俺だけか、 、 、)
 
 
1.ラジエター冷却水交換・補充
 
2.リアブレーキフルード補充
 
3.マフラー交換
 
シート下
 
1.エアクリーナー交換
 
2.メインヒューズへのアクセス
 
リアカウル
 
1.ブレーキ・リアウインカーへのアクセス
 
 
基本的な整備で言うとこんな感じです。
 
 
後は細々した配線など色々ありますが、
 
それは追々紹介したいと思います。
 
 
 
 
 




 
 

Dトラッカー!ヘッドライトカウルの外し方

2021-04-11 22:16:00 | 整備・メンテナンス
 
Dトラッカーの整備やメンテナンス、又はカスタムをする上で必要となる外装パーツの外し方について解説したいと思います
まずはフロントから、、、
 
   純正はこんな感じです。
なんとこいつ❗️ネジ一本で止ってます。
赤い○のボルトを外します。
六角ボルトの上に+ネジがありますが、ソレは光軸を調整する為のネジなので間違って回さないように気お付けましょう❗️
 
ボルトは8ミリで、ソケットレンチを使うと外しやすいです。

フロントフェンダーが近いのでキズが付かない様に気お付けましょう。



 ボルトを外すとグラグラしますが、外れません。初めて作業する方は
『何で外れないんだ❗️』
と思ってしまいます。
 ボルトを外した後はヘッドライトカウルを斜め上方向に引っ張ります。
コツは一気に引かず、左右にグラグラさせながら少しづつ引っ張りましょう❗️
一気に引こうとすると勢いで配線を痛めてしまう場合があるので少しづつやりましょう👍
 
メーターをマウントしているステーの穴にライト側の棒が刺さる形で固定されています。
基本的に純正状態であれば外した時に配線を痛める可能性は低いですが、ウインカーを社外に変えていたりする場合だと、取り回し方によっては配線を痛めてしまう可能性があるので、注意が必要です。


最後に、ヘッドライトカウルを外して出来る事をまとめてみました👍
 
1.ヘッドライトバルブの交換
 
2.フロントウインカーの交換(社外品交換)
 
3.インジケーターランプ交換
 
4.ウインカーリレー交換(キャブ後期)
 
大雑把にこんな感じです。
他にフロント周りのモノを扱う時に外す事もありますが、詳しくは次の機会にしたいと思います👍✨
 
パーツ買って自分でDIYする事で工賃も節約❗️節約出来た工賃代でフルLED化くらいは出来ますし、いい暇つぶしになって愛着も湧きます❣️
 
 
是非試してみて下さい。