千尋のバンクーバー留学日記

Play hard, Study harder.

Sideways ★★★

2005年05月30日 16時25分41秒 | 勝手に映画評論
Sidewaysは、惜しくもオスカーには手が届かなかったけれども
堂々、ミリオンダラーベイビー、アビエーター、
レイ、ファインディングネバーランドとともに
Best Pictureとしてノミネートされたコメディーかつヒューマンドラマ映画。

やっと観に行く事ができたからアップします♪
(もう日本でも終了しちゃってるね。先取り映画評論の筈が…(汗 )

私の独断的評価から書くと、ぎりぎり星三つで
うん、なかなかいいね、という感じ。
ただ、オスカー勝者であるMillion Dollar Babyを評価するならば
星三つと半ってとこで、やっぱりそれに打ち勝つ事はできない。

しかし!

コメディー映画のオスカーノミネートという
偉業を成し遂げたわけだからバカにはできないと思うよ、うん。


ストーリーは、作家を目指す離婚経験ありの中年ダメ男(主人公)が
結婚を一週間後に控えた親友である売れない俳優と
その彼のシングル最後の旅行に行くというところから始まる。
こっちで言うとBachelor Partyなるものですね、要するに。

その旅行が、実はただの旅行じゃない、カリフォルニアのワインめぐり!
というところがとっても面白い。

詳しくは書きませんが、
中年男のさみしさ、男同士の絆などコミカルに描かれてて気に入ったな♪
結末も個人的には満足!


そしてコレはこの映画を見ての全くの副産物ですが
普段、私がワインを飲む時は何か特別な時で
せいぜいどこの国のものか、甘口辛口、フルーティーかそうでないかなど
極めて簡単な事しか気にしていないんだけれど、
でもこの映画を見てワインに対する考えが少し変わったの。

以下映画内のフレーズ。(覚えている限りこんなんだった)

「同じフレーバーのワインを味わう事は二度とできない。
なぜなら貯蔵された時間、置かれた場所、気温、グラスの形
いろいろなものがそのフレーバーをつくっているからだ。
今飲んでいるこのボトルは、もし明日開けていたら違う味になっている。
そう、ワインは生きている。ワインというものはボトルの中で生きているんだ。」

そ~か~~~、そうだよねぇ~~~っ
素で納得した私でございます。

え?単純?

は~就職して自分でお金稼ぐようになったら
ワインについてもいろいろお勉強したいな



…うふ。やっぱり単純やね。