Fluke~人生は上々だ

朝も夜も歌いながら 時々はぼんやり考える

伊豆が岳 №2

2007年01月20日 00時00分09秒 | 山歩き

登山道に入ると、すぐ上りの山道。山の中は、木が多くて明るいって感じじゃありません。道は、濡れていて、ぬかるんでいたり滑りそうなところとかある。道があるのかないのかわからないようなところもある。岩をよじ登る感じのところもある。変化にとんでいてかなり楽しい。ほんとに探検しているみたいだ。ほんとにこんなところ小学生の時きたのかな。小学生には、ちょっと大変な気がする。上り坂結構ガンガン行けちゃう。こんなに体力あったっけって自分でもびっくりだ。

濡れたような緑と薄暗い感じが、不思議な気分にさせる。本当にどこかに迷い込んだみたいな感じだ。山の中には、結構人がいて、途中で休んでいたり、反対コースから来た人達と何人もすれ違った。みんなと「こんにちは」って言い合った。

伊豆が岳山頂までは、1時間ぐらいで行けそうなことが書いてあったのでこの調子ならすぐついちゃうかもって思いながら登っていた。すると、葉っぱにパタパタと小さく雨の音が聞こえ始めた。でも、頭の上は木に覆われていて雨があたって来ることはまだない。たまにあたる細かい雫たちは心地いい感じがしました。マイナスイオンだねー。そんなのんきなことを考えている間に、雨はだんだん強くなってきた。でも、まだ登り続けていた。そして、雷も聞こえてきた。だんだん近づいているようだ。

山から、下りてくる人達が増えてきた。雨も結構降ってきた。だんだん強くなってきた。上の方から雨水がすごい勢いでどんどん流れてくる。雨宿りをするところなんてないので、仕方がないのでしばらく木の陰で様子を見ていた。靴もどんどん水浸しになってきた。傘もカッパもないし、全身びしょ濡れだ。でも、しょうがない。雨は、止む気配は全くなく、雷も近くにいるみたいだ。2つぐらいいるみたい。どうしよう、どうしよう・・・。 続く