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24 August 2013 Jumelles 渋谷ラトリエ サマーライブ

2013-08-24 17:24:06 | 日記
紫音の夏の長い一時帰国が叶い、渋谷の並木橋近くの新しいバイオリンサロンでの双子の作曲家 高畠亜生とのツインユニットジュメルと
若い音楽仲間である、マリンバ パーカショニストの松田康介くん バイオリン坊野称央己くん マリンバ・パーカショニストの井澤泉紀さん
とのコラボライブが実現しました!
 1キロくらい痩せるくらい 発散した若いエネルギッシュな仲間とのコラボは、10歳くらい若返ったようでした。
 サロン会場は満員御礼、みなさまのお陰でジュメルの企画したライブでしたが成功できました。
 本当に いつも応援ありがとうございます。感謝感激です。
 是非一緒に パリでもコラボライブやりましょう!! 

 日時 2013年 8月24日(土) 
 開場 14時 開演 14時30分
 会場 渋谷 L'ATELIER サイト → ラトリエ
 住所 〒150-0051
渋谷区東1-26-30渋谷イーストビル1F  Tel: 03-6427-1088

 前売 学生1000円 一般2000円 当日 学生1500円 一般 2500円
 
 予約 お問合せ:info@jumellesmusic.com

企画主催 Jumelles Music
後援 国際尺八研修館パリ支部・山野楽器・銀座十字屋ハープ&フルート
 
♪プログラム♪

 第一部 ♪東風
     ♪台風
     ♪尺八古典本曲独奏より 鶴の巣篭り 
     ♪かぐや 
     ♪あの夏へ
     ♪ソーラン節
     ♪天空飛翔Ⅲ 
  
 
 第二部 オリジナルソングより
     ♪You Are My All, Say Good Bye, A-Men , 飛行船 
♪リベルタンゴ
     ♪オブビリオン(忘却)
     ♪Oriental Wind
♪アイリッシュメドレー
     ♪Sing Sing Sing



17thAugust 2013 Cadenza Tokyo Jumelles Summer Live

2013-08-17 16:50:25 | 日記

2013年8月17日(土)
ライブカフェ カデンツァでの 双子ユニット・ジュメルの二回目の夏のライブ
 について、ライブ会場カデンツァのオーナーさまのブログにとっても丁寧なコメントいただきましたので、以下に 引用させていただきました。
 なかなか帰国できない環境ではありますが、帰国時にはまたお邪魔したいと思います。
 よろしくお願いいたします。

♪以下 オーナーブログ内記載のメッセージ♪

高畠亜生さんと呉亜紫音:クレア・シオンさんの双子の姉妹ユニット《Jumelles》さん、昨年12月に引き続き2回目の登場です。

紫音さんは、パリ在住の女流尺八家、シンガーソングライターですので、帰国の際にこのような演奏活動をされています。

亜生さんは、上野学園大学の講師で、芸大作曲科を主席で卒業された才媛です。

姉妹どちらかに才能が偏らなくて良かったなぁ・・・なんて、いらぬ心配をしてしまいます。(´∀`)

限られた期間での活動という理由からでしょうか、プログラムはあれもこれも的に、バッハ、プーランクのソナタから日本民謡、ピアソラ、尺八古典本曲、ご自身のオリジナルとバラエティーに富んだ贅沢なものとなりました。

当日プログラム
飛行船/作詞・作曲 高畠亜生
・フルートと通奏低音のためのソナタ/J.S.バッハ
・フルートとピアノのためのソナタ/プーランク
・五木の子守唄/九州民謡(ジュメル編)
・オブリビオン/ピアソラ(ジュメル編)

~~~休憩~~~
・琴 古流伝統尺八古典本曲より
「鶴の巣籠り」(一尺七寸管)
「打破」(二尺四寸管)
・かぐや/呉亜紫音
・ヒューマンな舞台/高畠亜生
・ゆめ/作詞 高畠節子 作曲 呉亜紫音
・A-MEN/呉亜紫音
・雅雲/高畠亜生


紫音さんは、パリエコールノルマル音楽院の高等演奏家資格コースを主席で卒業されたフルーティストでもありますので、前半はフルートが活躍するプログラムでした。
オープニングの「飛行船」は、お二人のユニゾンの歌唱が印象的な曲です。

お二人は、声質も似ていて(当然なんですかね)、
ザ・ピーナッツを思い出します。
モスラの唄なんて、唄ってくれないだろうなぁ・・・聴いてみたいけど。

バッハ、プーランクは、ところどころで紫音さんの微妙な即興が入るようで、お姉さんの亜生さんは合わせづらいとボヤいておられました。
でも、スリルがあってそんな演奏も楽しいですよね。

ピアソラのオブリビオンは、情緒たっぷりで日本の郷愁すら感じる曲想ですが、それが尺八の音色に合っていて、素晴らしい演奏でした

二部は、尺八独奏とお二人のオリジナル曲によるプログラムです。

琴 古流伝統尺八古典本曲から2曲
「鶴の巣籠り」は一尺七寸管で演奏されました。
紫音さんのお師匠さん曰く、この長さでないと、鶴の鳴き声にならないのだとか・・・
鶴の親鳥が命がけで雛を守ることから、大慈悲の境地を表している曲だそうです。

「打破」は二尺四寸管で演奏
繰り返し打ち寄せる波のイメージを持つとともに、殻を破って、新しいものを生み出す力の表現でもあるとのことでした。

音楽は、耳で聴くものではなく、精神で聴くもの、とよくいわれますが、正にその言葉ぴったりの演奏で、私などは息を呑むのも苦しいくらいの緊張感を味わいました。
あとで、お話を伺ったら、身の回りの自然の音もすべて曲の一部となるとのことで、あまり緊張して聴かずともよさそうでした。

プログラムを読み返してみると、かぐや/呉亜紫音、ヒューマンな舞台/高畠亜生、ゆめ/作詞 高畠節子 作曲 呉亜紫音、A-MEN/呉亜紫音、雅雲/高畠亜生
のオリジナルは、どの曲もお二人にとっての大事な思い出や出来事を曲にしたもので、聴き手に染み入ってくる感覚というのは、そのような思いの吐露であるからでしょうか。

「雅雲」はさまざまなアンサンブルバージョンがあるとのことですが、今回は尺ルート(尺八の頭管部にフルートを組み合わせたもの)、尺八、リコーダー、フルートそしてピアノのバージョンです。
クラシックの現代音楽と雅の調和といった趣の曲調で、一種独特の空間に身をゆだねるかのような体験でした。

《Jumelles》さん、素敵なコンサートをどうもありがとうございました。
また、次回を期待して。