近日公開または公開中の最新作批評のコーナー。
■ 「マラヴィータ」
M・スコセッシ×R・デ・ニーロ×T・L・ジョーンズ×L・ベッソン“本物”の映画人たちが見せつける、これが“本物”の《極上エンターテインメント》!
監督
リュック・ベッソン
キャスト
ロバート・デ・ニーロ(フレッド)
ミシェル・ファイファー(マギー)
トミー・リー・ジョーンズ(スタンスフィールド)
ダイアナ・アグロン(ベル)
ジョン・ドレオ(ウォレン)
解説
物語は、デ・ニーロ扮するフレッド・ブレイク一家が、フランス・ノルマンディー地方の田舎町に引っ越してくるところからスタートする。
フレッドと妻マギー(ミシェル・ファイファー)、長女ベル(ダイアナ・アグロン)、長男ウォレン(ジョン・ドレオ)の4人は一見普通のアメリカ人家族だが、実はフレッドは泣く子も黙る元ニューヨーク・マフィアのボスで、FBIの保護のもと隠れ家を転々とする生活を送っていたのだった。
地域のコミュニティに溶け込もうとする一家だったが、それぞれがキレると手が付けられないトラブルメーカー。フレッドとマギーはもちろん、2人の子どもまでが学校で問題を起こし、彼らを監視するFBI捜査官スタンスフィールド(トミー・リー・ジョーンズ)は肝を冷やす。
そんな折り、仲間を売ったフレッドに報復するためマフィアから派遣された殺し屋が、一家の居所を突き止める。完全武装した暗殺者集団は町の通信手段を封じ、警察署を制圧。皆殺しを目論みブレイク一家に迫る。
ついに始まったファミリー〈ワケあり家族〉VSファミリー〈マフィア〉の仁義なきバトル。スタンスフィールド捜査官をも巻き込み、ロケットと銃弾が飛び交う壮絶なアクション・クライマックスの果てに生き残る=“本物”のファミリーはどちらなのか!?