タイトルはあくまでも個人的感想なので、このシーンがお気に入りの方には申し訳ないですし、どうぞコメント欄でドシドシ反論してくださいませ。
雉牟田に拉致されそうになった伊織さんのことを心配して駆けつけてきた紀保。
涙を流して伊織さんの無事に安堵し喜ぶ。
そんな紀保の姿に心揺さぶられる伊織さん。
ここまでは私も、胸がキュ~ンと締め付けられてたんですよ。
伊織さんとヤバイ仕事絡みで言い争ってた加賀先生が、紀保がいることに気づいて、
「おまえも案外隅に置けないな。」
と、伊織さんに言い捨て出て行く。
そう言われて困惑したような表情をする伊織さんとか。
泣いてる紀保に、
「どうして・・・」
とつぶやく伊織さんとか。
夕顔荘の薄暗さって、こういうところですごくいい効果出してる!と思う。
ところがその後です。
夕顔荘の庭で話す2人。
「それじゃあなた、みのりさんの自殺には加賀先生が何か絡んでるって、そう思ってるの?」
と、聞く紀保に不機嫌そうにきっぱりと言う。
「思ってるどころか、今じゃ確信してる。」 って。
またまた~伊織さ~ん(笑)おもしろいこと言っちゃって♪
脚本家の目から見たら、龍一さんやフキさんよりも伊織さんのほうがピエロだったのかもしれません。
真相を知りながらこんなにもすっとぼけたことを堂々と言わせ続けてきたんだから。
さて、この同志チューその②のシーンに関しては「同志って・・・何?」と、残念ながらわりとみんなそろって理解に苦しむシーンだったんじゃないかと思ってるんですが。(も一度言いますが、このシーンがお気に入りの方、ご覧になってたらごめんなさい。)
でも、以前の私の検証を持ち出すとわりと納得できるところがあったりして。
と、自画自賛していいですか?(笑)
つまり、紀保ちゃんの心の変遷といいますか。
以前の同志チューの時点では、伊織さんに対する「愛」をまだ自覚していなかったからできたこと。
というやつです。
今度の伊織さんに迫られた同志チューの時には、もうすでに自分の思いに気づいていた。
一瞬、欲求のまま自然に受け入れようとしたけれど、次の瞬間理性が働いて「ダメダメッ!私は龍一さんと生きていくと誓ったの!」と自制し、ブレーキがかかったように思います。
でも、この頃のお2人は、なんてゆーかもう・・・理屈では動いてないってことで。
深読みはやめます。
ただ言えることは、たぶん伊織さんは紀保に、「婚約者・龍一にも言えない2人だけの秘密を共有すること」を強要。(ちょっとした自己満足のため。)
あれほど「同志解散!」って散々言ってたことを考えると、これもまた、以前脱衣所で紀保に「信じてる」と言わせたのと同じようなズルさを感じますけど、それだけコントロールきかなくなってるっていう証でしょうか。
紀保は紀保で、以前よりも伊織さんの気持ちが理解できるようになってしまっているので、彼の想いと自分の気持ちと誓いと理性と・・・、そんなものの間で苦しんでいる。と。
そんなシーンだったのかな、と思います。
さて、2人の同志が「葛」藤中、浮舟ではのんびりと、
「本葛だけにクズですか(笑)」
・・・と、あいかわらずおサムイこと言ってる弁護士さんが1人。
蔦子さんの100年の恋も一気に冷める迷言でしたね。
てなわけで、普通に考えたら盛り上がって然るべきはずのシーンなんですけど、色々おもろすぎて、どうにもこうにも感情移入ができなかった名場面予備軍を振り返ってみました。
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龍一さんにあれだけカッコいい所見せ付けられて、「くっそー、俺だって紀保と2人だけの秘密作っちゃうもんね!」なんて思っちゃったんでしょうかね伊織さん(笑)
それにしても、あんな真昼間に、プライベートなんて無いに等しい夕顔荘であんなことしてたら、誰かに見られること間違いナシですよねぇ。
ま、実際柏木博士に見られてたわけですけど・・・フキさんじゃなくてよかったわ。
龍一さんも、のん気にあんな寒いダジャレ言ってるから紀保を取られるんだわ(笑)
柏木博士の登場はフェイントだったので仕方がないとして、あの日は珍しく闖入者(フキさん)が現れなかったから良かったようなものの、2人はそろそろ学習した方が良いです。
さすがに本葛のくだりはほのぼのを通り越しました。
うわはあ~っリュリュリュ龍一さん!!なんつーことを!!
と、録画見ながら夫婦でツッコミ入れちゃいましたよ(笑)
まあ、そんなところも龍一さんの愛すべき一面でした。
フキさんが最初から酷い描かれ方だったのもちょっと気にはなったんだけど、まあフキさんはヒロインの恋敵だから仕方がないにしろ、伊織は仮にも主役! ヒーロー! なのに・・・。どう贔屓目に見ても、伊織が壊れていったのは認めざるを得ないなー。
この場面は、ただ単に視聴者を焦らすための技だったんじゃないかと思ってます。寸止めお得意の金谷さんらしいけど。でも、「同志のキスは必要ない」って言葉きくと、紀保は伊織に初チューしたとき、完全に同情であって愛情からのチューではなかったって思うね。ただ、チューしたことで紀保の気持ちがどんどん伊織に傾いてったのは事実だけど。
でも、あの「信じてる」強要事件in脱衣所と同質のずるさというcottonさんの表現に
あぁ、そうかも!と納得しちゃいました。
クラスの好きな子をついつい困らせちゃうみたいな種類の意地悪だったのかな?
それじゃ、小学生レベルじゃん。(-_-;)
本当に伊織さんは推理も当たらず、弱いところも丸出しで、実に人間臭いヒーローでした。
そういう意味で描きたかったんだとしたら大成功ですね。
なるほどー「技」ですか。そういう考え方もできるんですね。
確かにこのあたりでは龍一さんも登場して2人の関係が一進一退でモヤモヤ続きでした。
まんまと引っかかってしまった・・・!
>あいさん
私も最初見たときは「カンジ悪ッ!」と思っていました。
伊織さんはけっこう単純なところがあるし、恋のカケヒキ的なものはわりと小学生レベルだったんじゃ・・・?って考えても、あながちはずれてない気がしますよね。
少なくともあんまりヘタな小細工はできなそうじゃないですか?そんな恋愛達人だったらイヤだわあ~(笑)