
完全に年代が特定できるのは1939年のニューヨーク万博の物だが、アタシがスノードームの蒐集をし始めて間もなくの1996年ぐらいにアメリカのManion'sのオークションで入手した、サウスダコタのホットスプリングの「インディアン」(この表現は現在はダメだっけ?)が入ったスノードームの注釈には1920年代製と書かれていた。ソレがホントならコレが1番古いスノードームでそれを確かめる術は今のところ無いのだが、チィとでも古い方が内容的に「おいしい」と思い、コッチの方で答えた。

今やヤフオクなどイソターネット・オークションが当たり前だが、1996年当時はあまりまだイソターネットは普及しておらず、件のManion'sのオークションはまず会員になってオークションの目録を送ってもらい、お目当ての物があればFAXで入札する按配式であった。ネットと違い入札価格の移り変わりがリアルに分からずに1度入札したらそれっきりでいたが不思議と欲しかった物がけっこう落札出来たなあ。この時分はスノードームより昔のブリキ玩具に重きを置いていたのが今では悔やまれるよ。んで、そのサウスダコタのホットスプリングのスノードームは発送され太平洋を渡る際にしこたまシェイクされた様でアタシの元に届いた時にはけたたましく濁っていて、濁りが収まり中身が確認出来るまで1年近くかかった記憶がある。
ああ、もう20年前の話なんだなあ、歳喰う訳だよ。
オギャア!と生まれて、アッという間にお爺ちゃん。