恐ろしい時代になったもんだ。
amazonにおねまいしたのは「吼えろ!ドラゴン、起て!ジャガー」
アタシがまだ見ぬ「ドラゴン映画」であります。
その昔、ブルース・リー先生の「燃えよドラゴン」が一大ブームとなり世界を席巻してから雨後の竹の子の如く、ブームに追いつけ!飛びつけ!へばりつけ!とばかりに各映画会社が有象無象の「ドラゴン映画」が公開してたのよ。まあ、香港映画で格闘シーンが多ければ邦題に「~ドラゴン」と付けて適当に公開してただけなのだが。
当時、小学5年生のアタシもご多分に漏れず「アチョー!」と奇声(怪鳥音)を発し自家製ヌンチャクを振り回してた「ドラゴン少年」で、件の十把一絡げのドラゴン映画を名画座で観たりしてたのだが、悲しいかな小学5年生故にお小遣いに限りがあり、未見のドラゴン映画も多々あるのよ。

この「吼えろ!ドラゴン、起て!ジャガー」もその中の1本で通学途中のガード下には普段は今は亡き日暮里金美館のポルノ映画のポスターが貼ってあったのだが、この「吼えろ…」のポスターが貼られた時ゃイキたくてイキたくてしょうがなかったが件の理由でイケなかったヘビのナマ殺し状態で、ドラゴン仲間のM君とポスターをナメる様に見つつ、素朴な疑問でこの2人どっちがドラゴンでどっちがジャガーなのだろう?と言う話になった。(ポスターは画像のジャケットと同じデザイン)M君曰く、下の方の人が立とうとしてる様に見えるのでコッチが「起て!ジャガー」だ!と幼稚な根拠でヒツコク言い張るので、「ああコイツは馬鹿だな。」とその時は思ったが、今、こうして改めて見ると上の方は主演のジミー・ウォングなのでドラゴン役だろうから、下の方の人が「起て!ジャガー」なんだろうな、やっぱし。