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幽遊、HXHを、イラストを交えて語りたいというブログです。

幽遊白書 感想 <三匹の妖怪編>①

2006-10-06 22:19:41 | 幽遊白書 感想
<三匹の妖怪編(第18~22話)>

幽助復活。そして始まる霊界探偵としてのバトル。ずっとバトル漫画を描きたかった冨樫先生が、「タイミングのみを見計らって」バトル漫画に変貌させただけに、気合が入ってる感が伺えるこの頃です(笑)。

***ネタバレ感想***

蔵馬と飛影が登場します。蔵馬はもともと仲間になる予定でキャラ作りしたそうですが、飛影はどうしようかと思っていただけに、ここの飛影は私たちの知っている飛影ではありません(笑)。私など、先に「善い飛影」を見てからこっちを見たものですから、どうしてもここら辺の彼を見るのはツラくてですね…(^^;)
※ここら辺の飛影が好きな方、申し訳ありません(陳謝)。

+第18話「新たなる使命」

桑原くんのネコ好きが発覚します(笑)。
「永吉」という名前から、人質に取られたのは人だと思っていたらネコでした。幽助、派手にずっこけてます(笑)。い、いや、笑ってはいかーん!!動物の命を軽んじてはいけないのだよーーー!!
そうか、ネコ好きなだけでなく、永ちゃんファンなのも発覚ですね。うーん、桑原くんらしいと言えばらしい…?(「(長淵)剛」でもヨカッタかも…)


+第19話「出動」

さて、突然占い師のコスプレで現れたぼたんちゃんから霊界探偵なるものを任命された幽助。戸惑いながらも普通の生活に戻ります。学校行ったら皆ドン引き。そりゃそーだ(^^;)。岩本先生など、学校に来させないようにするために、幽助に窃盗の濡れ衣を着せる始末。なんちゅー教師じゃ。
職員室で取り調べを受ける幽助。母親の行動までいちゃもんをつける岩本先生に激怒し、思わず殴りかかろうとした瞬間にコエンマ登場!!(爆笑)めちゃめちゃシリアスだった展開が、突如としてギャグに変わる様が見事です(いえ、コエンマ様は十分真剣ですが…^^;)。
コエンマの助言で無事ピンチを脱した幽助でしたが、このままでは気がすまないということで、初めて霊丸を打つことになります。おお、この頃は人間の後頭部に当たっても気絶させるくらいの威力しかなかったんですね。それとも岩本先生はものすごい石頭なのか?名前だけに…(失礼しました)


+第20~21話「三匹の妖怪」「魂を食う男」

じゃーん。記念すべき(?)、蔵馬と飛影の初登場です。…いや、しっかし…飛影小っせぇ!!幼稚園児くらいの身長しかないじゃないですか(それは言い過ぎだろう)。ハンタのフェイタンといい、冨樫先生は「背は小さくてメチャ強い」というキャラが結構お好きなようですね♪
あ、蔵馬は最初から問題なく素敵です(^^)。

コエンマから、霊界の三大秘宝を盗んだ三匹の妖怪を大至急捕まえるように依頼された幽助は、町で見るからに怪し…いえ、頭に角がうっすら見える男を見かけます。
「向こうの二人は一見妙なところはねぇが…」
と、飛影と蔵馬について思う幽助ですが、蔵馬はともかく、飛影は十分怪しいよ?(あんなロックミュージシャンな髪型したお子様いないって^^;)
一方、霊界ではコエンマとぼたんが事件の重大性について話し合っていました。それにしてもある意味私的な事情です…っていうか、我々の命が閻魔大王の八つ当たりにかかっていたとは知りませんでした。くわばらくわばら。
さて、三人組を尾行した幽助は、町外れで秘宝を前に仲間割れしているところに踏み込みます。つーか、計画ナシにイキナリ飛び込むか、フツーー!!??たまたま飛影と蔵馬が都合よく去ってくれたからいいものの、もし三人がかりでかかってこられたらどうするつもりだったんでしょう(笑)?幽助の無鉄砲な性格が如実に現れてますね。ところで管理人、あの飛影が霊力を全然感じない幽助を見て、「もしかしたらスゴイ力を持っているのかもしれん」と思うところが大変にツボでした。もしかしたらって…(笑)
そして、唯一逃げなかった剛鬼と対峙する幽助。
「おいおい、いいガタイしてやがんな。ヤバイかもな」
って、自分からケンカ売っといてイキナリ腰が引けてるーー!?どうした主人公しっかりしやがれ!!(by桑ちゃん)
こういうのって見掛け倒しも多いので(最初はあっさりやられてたし)、何だかんだいいつつ幽助が勝つんだろうと思いきや、剛鬼、マジ強いです。でも、鬼化したのにジーパンの裾が足に残ってるのは笑えます。芸が細かいなー、冨樫先生。

結局、あわやというところでぼたんちゃんの機転により一命を取りとめた幽助。ボロボロになりながらも、今日なら霊丸を一発打てるから、と立ち上がります。
人の魂を喰う鬼、剛鬼。子供の魂を美味そうに喰っていた姿に、幽助は静かに怒りの闘志を燃やしているのです。そんな正義のヒーロー幽助が、「人間しか食えねーってんなら、オレが2、3人かっさらってきてやるよ」なんて数年後に言うようになるとは誰も予想すまい(笑)。
そんな幽助に、ぼたんは霊丸の威力を何倍も高める霊撃リングを渡して言います。
「これは本当の切り札。これをはずしたら最後だと思ってね」
…………他人事ですか!?(゜Д゜;)

剛鬼を見つけ、再び対決する幽助。初っ端から全力で向かってくる剛鬼に大苦戦。剛鬼の腹めがけて折れた木を突きつけても、鋼並(本人談)の剛鬼の体には傷一つつきません。それもスゴイんですが、木を持ち上げてそれ相応のスピードで剛鬼めがけて繰り出した幽助のパワーもすでに14歳の少年の域を越えてます。幽助、中学生なんかやってないで、格闘家か何かとして稼いでた方が儲かるんじゃないですかね? ※中学は義務教育です。
さて、そうこうしているうちに、幽助は剛鬼に嬲られ倒されてしまいました。ひぇー、どーすんの!?と思っていたら、喰ってやろうと剛鬼が大口開けたところに木の枝をぶち込み、口の中に霊丸ぶっ放して幽助辛勝です。
「体の外側は鋼みてーでも、口の中はどうかな?」
と幽助言ってましたが、特に確かめていたわけでもなかったので、もしこれで口の中も鋼並だったらどーなってたんでしょうね?
「先が思いやられるぜ」
…まったくだ。(^^;)


+第22話「母と子の絆」

全国一千万の蔵馬ファンの皆様、お待たせいたしました。蔵馬の美談中の美談、「母と子の絆」!!霊体編の時のほのぼのストーリーが復活です。

剛鬼との戦いの後、幽助はズタボロになりながら町を歩いています。突如鳴り響く妖気計。慌てていると、前方から蔵馬が向かってきます。(すでにカッコいいです)
「警戒しなくていいよ。オレは戦う気も逃げる気もない。頼みがあるんだ」
訳有り顔でそう言った蔵馬の言葉を信じ(というより戦えなかったという方が大きかったでしょうか^^;)、一旦マンションに戻る幽助。蔵馬の言葉に不信感を露にするぼたんですが、幽助は何となく彼を信じようとします。こういう、ある意味素直なところが幽助の魅力なんでしょうね。

そして一週間後、なんと自ら幽助の目の前に姿を現した蔵馬。そして明かされる蔵馬の過去。彼は千年以上も生きている狐の妖怪だったのです。しかし、人間として生活しているうちに、いつしか騙していただけの母親に思慕の感情が湧いてきてしまい、死の淵にいる母親を暗黒鏡を使って助けたいだけなんだと告白します。それを聞いたら、我らが幽助が黙っているハズはないですよね~。持ち前の無鉄砲な犠牲的精神で思わず自分の命を半分あげてしまいます。
「ここにいる、どこにも行かないよ。母さん…!」
最後の蔵馬のセリフ、「母さん」という呼び名には、きっと今までとは違う意味がこめられていたことでしょう。そしてシメは幽助。
「オフクロ、今日はオレがメシ作るよ」
皆さん、お母さんは大切に…!


さぁ、次回はいよいよ飛影の登場です…!!

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