穴馬として注目するのは7歳馬のヒットザターゲット。
これまでに9勝を挙げ、その内重賞勝ちが4勝、前々走、前走とG2に出走して1着と2着という好成績でここでも人気を集めてもおかしくない成績ですが、人気にならない典型的な馬です。
4歳春まではそこそこの人気を集めていた同馬ですが、宝塚記念に挑戦して14番人気で11着と負けてから3戦連続の11着、このあたりから人気を落とすようになってしまい、5歳以降はG3クラスの馬という評価がされたかのように、G2、G1となると2桁人気に甘んじています。
6歳あたりから追い込みの競馬に徹するようになって、流れが早くなるといい脚で追い込んでくることがありましたが、7歳となった今年に入ってからG3の3戦では12着、9着、11着とまったくの不振のように思われましたが、小牧騎手に乗り替わった5月の目黒記念で11番人気の低評価の中、後方から中団に押し上げて直線鋭い追い込みを決めて優勝しました。
続く札幌記念ではメンバーも集まって、前走重賞勝ちにも拘わらず8番人気、レースでは後方から直線一気の強襲でアタマ差の2着に入り、前走がフロックでないことを示したように思います。
ここでも全くの人気薄となるようなら、思い切ってこの馬から勝負してみるのも手かと考えています。