穴馬として注目するのは、5歳馬のステファノス。
3歳10月の富士S(G3、東京1600M)で優勝して以降、勝ちから遠ざかっており、今回も昨年12月の香港C依頼6か月以上の休み明けですので、決して万全な状態ではないと言えそうですが、潜在能力を考えると、十分に上位争いの可能性を感じます。
4歳時は5戦して2着が最高という成績ですが、参戦したレースは、1800MのG2を2戦、香港の2000MのG1を2戦と天皇賞・秋ですので、G1で2着2回は相当にレベルが高いと言えそうです。
今回出走のG3に限れば、前述の富士Sの優勝と、3歳の毎日杯の3着ですので、力上位と考えて差し支えないと考えます。
マイナスの材料としては、4歳の秋までは12戦して1度も掲示板を外したことがない堅実な成績でしたが、ここ3戦は7着、2着、10着と不安定な成績になっています。
阪神競馬場の成績も2戦して1勝、3着1回と相性は悪くありませんので、休み明けさえ克服してくれれば、穴馬と言いながら優勝の可能性も十分です。