我が愛車コルナゴ。コンポはカンパのケンタウルでばりばりのイタ車を気取ってますけど、ヘッドパーツはシマノアルテグラ。今時珍しいアヘッド型です。で、このアルテグラ、ロゴが黒くなっていて目立つんですよ。
昔、自転車仲間にみせたとき、「あれ、ヘッドアルテグラですね」と残念そうに言われたことあります。性能的には今のアルテグラで全く問題ないんですけど、やはり自己満足の世界。思い切ってヘッドパーツを交換することに。もちろんカンパです。
で、いろいろググってみましたら、コルナゴのフォークのコラムは1インチとのこと。しかも規格はイタ規格(多分)。上下のワンの圧入というものがあるらしく、交換するのは専用工具が必要。ネットの強者たちのなかにはビニール管で工具を自作する方もいますが、こちらは不器用だし。たぶん、そういう人たちは仕事も技術系なんでしょうかね。
というわけでヘッドセットはネットで購入して、自転車屋に持ち込もうと。果たしてやってくれるかしら。念のため2、3件電話したら5000円程度でやってくれるとのこと。手間賃だけで5000円入るんですから、持ち込みでもやってくれるんでしょう。
レコードのヘッドが1万円ぐらいなんですけど、私はセカンド、ミドルグレードが好きなんです。昔のカンパのカタログにはケンタウルのヘッドセットがあったけど、もうないんでしょうね。ヤフオクみたら、ありました。コーラスのヘッドセット。4000円即決。
自宅から一番近い老舗のサイクルショップに持ち込みました。70歳を過ぎた親父さんがやっている水戸では知らいない人がいない(自転車乗りの中では)ショップです。で、30分くらいで取り付けてもらえました。カンパはベアリングがカップアンドコーン、アルテグラはシールドベアリングとのこと。初めて知りました。シールドベアリングは基本メンテナンスフリーなんで、アルテグラの方がよいとのことでした。全く私、バカですね。
このコーラスヘッド、ヘッドに書いてあるロゴは薄くて目立たないんです。私なんて眼鏡外して近づかないと見えないんですよ。しかも、カンパニョーロのロゴは後ろになっていて、前がメイドインイタリーって書いてあるんです。親父も見えなかったのかな。
どうもそれが気になるんで、数日後、思い切ってお店訪ねて、下ワン外して、位置を直してまたつけてくれないかと親父に交渉してみました。親父もあきれつつ、やってくれようとしたんですが、ワンの圧入はフレームにもよくないとのことであきらめました。何しろ、ロゴが見えないんですから。よーく、目を凝らしてあっ、これカンパじゃんという程度。アルテグラに比べて奥ゆかしい限りです。
でも、トップキャップにはちゃんとカンパニョーロ・コーラスとロゴが入っているのでまあいいかな。昔はヘッドパーツの交換が自転車のカスタムの定番だったみたいですけど、インテグラルヘッド全盛の今はそうでもないんでしょうね。
1万円近く使ってしまいましたけど、カップアンドコーンとシールドベアリング。それに圧入という作業。10年間分かりませんでしたが、勉強になりました。
カップアンドコーンとシールドベアリングどちらがいいんでしょうね。カンパなんかだと廉価のハブはシールドベアリングで高い方がカップアンドコーンですけど。プロのレースなんかだとメンテナンスがすぐにできるカップアンドコーンの方がいいのでしょうかね。
私のような週末サイクリストにはメンテナンスフリーのシールドベアリングの方がいいんでしょうね。
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