Story 03 - 1【冒険の書 ①】
◆ はじめに ◆
『ドラクエ』のパクリですが，オリジナルに登場するモンスター等は一切登場しません。
作者が持っているフィギュア等で代用しています。
また，登場するキャラクター設定も，オリジナルとは異なります。
既にこのブログの「冒険の書」等で，掲載した画や，修正した画に，
新たに画を加えて，子ども向けのストーリー仕立てにした（つもり）ものです。
テリーは， つよくて やさしい りっぱな
ゆうしゃに なるために， ぼうけんを つづけています。
あるひ， けわしい いわやまを あるいている ときでした。
どくへび 「ダイジャ」が おんなのこと スライムを
たべようと していました。
おんなのこと スライムは， ちからを あわせて
ダイジャと たたかって いました。
テリーは， おんなのこたちを たすけるために，
いっしょに ダイジャと たたかいました。
みんなで ちからを あわせて たたかい，
ダイジャを たおすことが できました。
テリーは，じぶんが たびをしている りゆうを はなしました
すると， おんなのこは， じぶんの なまえは ビアンカ。
おいしゃさんに なるために， たびを つづけ，
いろいろな まちや むらで， いがくを まなんでいる。
あいぼうの スライムは， ブルーと グリーン。
いつも じぶんを たすけ，
こころを いやして くれていることを
テリーに おしえました。
テリーと ビアンカ， ブルーと グリーン
ふたりと ２ひき
チームとしての ぼうけんが はじまりました。
どうして チームに なったか というと
テリーと ビアンカの めざしている くにが
きたのくに「スノーランド」という おなじ くに だったのです。
それならば いっしょに ぼうけんを しようと
みんなで きめたのでした。
いせきのまちでは， まちのひとを こまらせていた
どくぐも 「ポイズン」を たいじして
まちの ひとに よろこばれました。
チームの おかげで まちの ひとたちは
あんしんして くらせるように なりました。
ジュエリーむらでは， ダンジョン（どうくつ）に ねむる
でんせつの ほうせきを みつけてと たのまれ，
モンスターたちと たたかいながら
くらい ダンジョンを つきすすみ
とうとう たからばこを みつけました。
ほうせきを むらに とどけると
むらじゅうの ひとたちが
これで むらを たてなおす ことができると
おおよろこび しました。
トルーパーおうこく という くにに ついた とき，
こくおうから よばれました。
きゅうでんに いくと，
おうじが だれも しらないうちに
まものに さらわれ ゆくえふめいに なっているから
なんとしても さがして つれてきてくれと
こくおうから たのまれました。
テリーは いそいで まものが いそうな
おおきな もりに むかおうと しましたが，
ビアンカが，テリーを よびとめました。
「どうした ビアンカ？」
テリーは たちどまり ビアンカに ききました。
ビアンカは こくおうの はなしをきいていて
じぶんが かんがえたことを テリーに はなしました。
だれも まものを みてないなんて ふしぎなこと。
いたずらっこの おうじが かってに そとに でたと おもうこと。
だから とおくには いっていない，ちかくにいるはず。
とおくの もりより ちかくの もりから さがしましょう。
その はなしを きいた テリーは ビアンカに さんせいしました。
よるに なりました。
「おうじ！ おうじ！」
テリーも ビアンカも おおきなこえで おうじをさがしました。
すると とおくから
「たすけて～」
こどもの こえが きこえました。
こえのする ほうに いってみると
たいへんです！ きゅうけつコウモリが
おうじの ちを すおうとしていたのです。
ビアンカは すばやく おうじの まえにたち
おうじを まもりました。
テリーは，こうげきを くわえ
きゅうけつコウモリを たいじ しました。
おうじを すくうことが できたのです。
テリーたちは， おうじを つれて きゅうでんに もどりました。
ビアンカが おおきな こえで いいました。
「こくおうさま おうじさまを おつれしました！」
「ちちうえ～！」
おうじが はしって こくおうの もとに むかいます。
「おお～！ むすこよ！ ぶじだったか！」
こくおうは つよく おうじを だきしめました。
「ビアンカどの ゆうしゃどの なんと おれいを いえば いいのか！」
ルーカスこくおうは そういうと これは おれいだと
きんかいを さしだしました。
ビアンカも テリーも ことわりましたが
ルーカスこくおうは
「わしの きもちじゃ！ うけとってくれ」
そういうと ふたりに たくさんの きんかいを わたしました。
ビアンカと テリーは おれいをいって うけとりました。
テリーは ビアンカに いいました。
「ビアンカ，これだけの おかねがあれば
きみの ゆめだった びょういんが たてられるよね
いったん むらに もどって ちょうろうに
びょういんを たてて もらえよ」
ビアンカは かんがえました。
むらに びょういんが あれば おいしゃさんが きてくれる
じぶんが いしゃとして むらに もどるまで
むらの ひとたちは あんしんして くらせると。
ビアンカは テリーに いいました。
「テリーの いうとおりに するわ。いったん むらにもどる」
テリーは ビアンカに じぶんが もらった きんかいも わたしました。
「これも びょういんを たてるのに やくだてて」
「テリー ありがとう」
ビアンカは うれしくて なみだが でました。
そして
また きたのくに「スノーランド」で あおうと やくそくをし
あくしゅをして わかれました。
テリーは きたのくにスノーランドを めざし
ビアンカ，ブルー，グリーンは こきょうを めざして
べつべつの たびが はじましました。
【つづく】
