2016 アカメ釣行記 後編
起床
5時頃寝たはずなのに、目覚まし無しで10時前には起きた
期待と興奮をしてんだろうな
釣りはこういうのがたまらない
支度を済ませホテルを出る
カツオ喰ったり
坂本龍馬見たり
マッサージ受けたりして
決戦の準備をする
期待は薄い
期待は薄いが期待しちゃう
あ〜 釣り最高
時間となり出船
この日はキビレ釣りとか浮気はしない
アカメ一本勝負
ポイント到着時が下げいっぱい
ここから上げいっぱいまでがチャンスだろう
すぐさまキャストを開始した
ボチャン
ボチャン
ボチャン
記録級を狙うべく
ビッグベイト等の大型のルアーを投げ続ける
ボチャン
ボチャン
ボチャン
ボチャン
数時間キャストを続けたが何事も起きない
何事も起きないどころか
潮がまったく動かない
前日も動かなかったが
それでも少しは動いていた
しかし
この日はまったく動かない
浮いてるゴミが微動だにしない
わかってはいたが
まったく釣れる気がしない
キャスト開始から6時間経過
時刻は0時頃
いまだにゴミすら動かない
ふと脳裏に浮かぶ邪念
（無理じゃね？）
（帰ろうかな）
（今から向かえば高知の繁華街で飲めるんじゃねぇ？）
（カツオとビールの組合せ最高じゃねぇ？）
とうとう心が折れて
脳が酒にはしりだした
もう無理だ
しかし
初アカメチャレンジの水野＆ツツイ氏は黙々とキャストを続けてる
言いにくい…
「やめよう！」
なんて 言いにくい…
「カツオ喰いに行こう！」
なんて とても言い出せない…
初アカメチャレンジ
簡単には釣れないってわかっていながらも
夢と希望に満ち溢れながら
彼らはキャストを続けてるんだろう
とてもじゃないけど
「やめよう！」
なんて言い出せない…
二人の気持ちを汲んで
喉まで出かかった言葉を
私は飲みこんだ
その10分後
「やめよう！！！」
10分しか我慢できなかったw
二人とも「え〜〜〜〜〜」
とか言ってる
すまん
もう無理だ
交渉に入る
ツツイ氏「せめて後15分！」
水野「1時まではやろうよ！」
二人ともしつこかった
「あぁ… わかったよ… １時までな…」
二人の交渉を承諾した
（1時なら居酒屋ギリギリ行けるだろう）
やはり私の脳は邪念に満ち溢れていた
相変わらず潮はまったく動いていない
魚気もない
水野＆ツツイ氏は黙々とキャストを続けているが
私のやる気はまったくなかった
それでもキャストは続けていた
多少の期待を込めて
そんな釣り人失格な乃村は
珍しいルアーを使いだした
〔スイムベイト〕
普段は潮が速くてスイムベイトなんかは投げたりしないんだが
まったく潮が動かない この日
なぜかスイムベイトが気になり
投げてみた
（無理だよ 早くカツオ食べたいよ）
頭の中は邪念いっばい
そんな
諦めかけてた その時！
いや
諦めてた その時！
ゴンッ！！！
ん！？
あたった！？
あまりの魚からの反応がない長時間を過ごしていた為
アタリかどうかわからない
一応みんなに「あたった！」
とは、言ったが
頭の中では
（本当にアタリか！？）
と、まで思ってしまっていた
そのまま巻き続ける
（やっば違うか？）
そう思っていたら
ゴンッ！！！！！！！！！！
キターーーーーーーー！！！！！
やっぱりアタリだったーー！！！
手元に伝わる重量感
間違いなく アカメ
やる気満々でキャストを続けていた水野＆ツツイ氏ではなく
一番やる気が無い私にきてしまった
多分 殺気が消えていたからだろう
うん そういう事にしとこう
ファイトが始まる
慣れたもんでゴイゴイ寄せる
（メーターは無いな）
本気でそう思っていた
結構短時間で魚を浮かす
デカッ！！！！！！！！！！
姿を現したのはモンスタークラス
無事にネットイン
計測
121センチ
やってもうた〜
ついに手にした〔メーターオーバー〕
いやメーターオーバーどころか120センチを超えてしまった
目標達成である
釣り上げた瞬間に思わず出てしまった言葉は
「オワタ…」
ビワコオオナマズのメーターオーバーを釣った時にも
「オワタ…」
と、言っていた
何がオワタかわからないが
多分目標にしていたサイズを釣ってしまったからかもしれない
また目標を上げればいい
始まりがあれば 終わりもある
終わりがあれば また始まる
終わりなんかみないようにすればいい
人生という 終わりある旅
まだまだ旅は続きます
2016 アカメ釣行記
完
起床
5時頃寝たはずなのに、目覚まし無しで10時前には起きた
期待と興奮をしてんだろうな
釣りはこういうのがたまらない
支度を済ませホテルを出る
カツオ喰ったり
坂本龍馬見たり
マッサージ受けたりして
決戦の準備をする
期待は薄い
期待は薄いが期待しちゃう
あ〜 釣り最高
時間となり出船
この日はキビレ釣りとか浮気はしない
アカメ一本勝負
ポイント到着時が下げいっぱい
ここから上げいっぱいまでがチャンスだろう
すぐさまキャストを開始した
ボチャン
ボチャン
ボチャン
記録級を狙うべく
ビッグベイト等の大型のルアーを投げ続ける
ボチャン
ボチャン
ボチャン
ボチャン
数時間キャストを続けたが何事も起きない
何事も起きないどころか
潮がまったく動かない
前日も動かなかったが
それでも少しは動いていた
しかし
この日はまったく動かない
浮いてるゴミが微動だにしない
わかってはいたが
まったく釣れる気がしない
キャスト開始から6時間経過
時刻は0時頃
いまだにゴミすら動かない
ふと脳裏に浮かぶ邪念
（無理じゃね？）
（帰ろうかな）
（今から向かえば高知の繁華街で飲めるんじゃねぇ？）
（カツオとビールの組合せ最高じゃねぇ？）
とうとう心が折れて
脳が酒にはしりだした
もう無理だ
しかし
初アカメチャレンジの水野＆ツツイ氏は黙々とキャストを続けてる
言いにくい…
「やめよう！」
なんて 言いにくい…
「カツオ喰いに行こう！」
なんて とても言い出せない…
初アカメチャレンジ
簡単には釣れないってわかっていながらも
夢と希望に満ち溢れながら
彼らはキャストを続けてるんだろう
とてもじゃないけど
「やめよう！」
なんて言い出せない…
二人の気持ちを汲んで
喉まで出かかった言葉を
私は飲みこんだ
その10分後
「やめよう！！！」
10分しか我慢できなかったw
二人とも「え〜〜〜〜〜」
とか言ってる
すまん
もう無理だ
交渉に入る
ツツイ氏「せめて後15分！」
水野「1時まではやろうよ！」
二人ともしつこかった
「あぁ… わかったよ… １時までな…」
二人の交渉を承諾した
（1時なら居酒屋ギリギリ行けるだろう）
やはり私の脳は邪念に満ち溢れていた
相変わらず潮はまったく動いていない
魚気もない
水野＆ツツイ氏は黙々とキャストを続けているが
私のやる気はまったくなかった
それでもキャストは続けていた
多少の期待を込めて
そんな釣り人失格な乃村は
珍しいルアーを使いだした
〔スイムベイト〕
普段は潮が速くてスイムベイトなんかは投げたりしないんだが
まったく潮が動かない この日
なぜかスイムベイトが気になり
投げてみた
（無理だよ 早くカツオ食べたいよ）
頭の中は邪念いっばい
そんな
諦めかけてた その時！
いや
諦めてた その時！
ゴンッ！！！
ん！？
あたった！？
あまりの魚からの反応がない長時間を過ごしていた為
アタリかどうかわからない
一応みんなに「あたった！」
とは、言ったが
頭の中では
（本当にアタリか！？）
と、まで思ってしまっていた
そのまま巻き続ける
（やっば違うか？）
そう思っていたら
ゴンッ！！！！！！！！！！
キターーーーーーーー！！！！！
やっぱりアタリだったーー！！！
手元に伝わる重量感
間違いなく アカメ
やる気満々でキャストを続けていた水野＆ツツイ氏ではなく
一番やる気が無い私にきてしまった
多分 殺気が消えていたからだろう
うん そういう事にしとこう
ファイトが始まる
慣れたもんでゴイゴイ寄せる
（メーターは無いな）
本気でそう思っていた
結構短時間で魚を浮かす
デカッ！！！！！！！！！！
姿を現したのはモンスタークラス
無事にネットイン
計測
121センチ
やってもうた〜
ついに手にした〔メーターオーバー〕
いやメーターオーバーどころか120センチを超えてしまった
目標達成である
釣り上げた瞬間に思わず出てしまった言葉は
「オワタ…」
ビワコオオナマズのメーターオーバーを釣った時にも
「オワタ…」
と、言っていた
何がオワタかわからないが
多分目標にしていたサイズを釣ってしまったからかもしれない
また目標を上げればいい
始まりがあれば 終わりもある
終わりがあれば また始まる
終わりなんかみないようにすればいい
人生という 終わりある旅
まだまだ旅は続きます
2016 アカメ釣行記
完