珈琲を飲みながら

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思い込み

2012年10月29日 | 親業訓練

昨夜、東京地方は大雨が降りました。

末娘のママ友達からメール

”娘がびしょ濡れで帰ってきた

「大雨なんだから迎えに来いよ!」だって

ケータイも持たないでどこにいるのかもわからないんだから

迎えに行けないわよね”

 

 

文面からママ友達が苛立っているのかたわいもない笑い話にしているのか

解らなかったんだけど、

 

以前の私で、自分の娘なら

確実に非受容。

「自分の責任で携帯持ってかなかったんだから、

雨にぬれたって自分のせいでしょ。それが嫌なら、めんどくさがらずに携帯持って行きなさいよ。」

 

と、嫌みの一つも言っただろう。

 

ところが、自分の子じゃないと、

すっごく冷静に行動だけを見ることが出来る。

昨日は学園祭の最終日。

そのお嬢さんは学園祭実行委員で

クラス展示の受け付けの他にも

実行委員のお仕事で正面玄関に立って

受付、パンフレットを渡したり、質問に答えたりと、色々なことしてました。

4階で見かけたかと思ったら、地下1階へ行ったり、1階へ行ったり・・・。

フル活動して、くたくたに疲れて、

やっと帰れると思ったら、どしゃぶり・・・・。

 

そう考えると、雨に降られたその子の

憤り とか

切なさ とか

こんなに頑張って来たのに何で私ばっかりひどい目に会うの?とか

がっかり とか

そんな気持ちが浮かんできた。

自分の子じゃないと、色々考えられるのはなんでだろう。

私が、昼間のその子の様子を見てたのも大きいかもしれないけど

自分の子供だと、

行動が非受容になってしまう理由・・・。

思い込み?

携帯を持っていかないのはめんどくさいから(担任に渡すのがいや)とか

私のことは言えば何でも言うことを聞くお手伝いだと思っているんでしょ とか

そんな勝手な思い込みがあると

同じ行動を見ても違う対応をしてしまいそう。

わが子でも出来るといいな・・・。

訓練訓練。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


親業訓練

2012年10月26日 | 親業訓練

親業訓練上級講座を受け始めました。

回が進めば進むほど、奥が深いなあと思うこのごろであります。

子どもが大きくなって、子育ては一段落などとタカをくくっておりました。

親業とは言いながら、

どちらかというと、自己実現やその他のコミュニケーションの為の

講座という位置づけで受けています。

結局、他人に対して嫌悪感を持っていたりすることは

自分自身が何か強すぎるこだわりや、囚われ、または認めたくない自分自身だったりする。

私、どうしても、嘘 をつく人が苦手だったのです。

取るに足りない嘘をつく人が苦手で、傍にいると嫌悪を抱くほど。

特に、自分を守るための嘘。

「つまらないウソをつく人は低俗な人間」と切り捨て

なるべく関わらないようにしてきました。

でも、すごく無意識に自己防衛のために嘘ではなくても

四苦八苦している自分を発見しちゃったの。

本当の気持ちをきちんと表わしていない自分を発見。

これって、嘘をついているのと一緒?

そう思ったら、なんだ。私の中の認めたくない私 だって・・・・。気がついた。

本当に大丈夫な状態の時は

「大丈夫。大丈夫。大丈夫。」なんて繰り返さないでしょ?

自分の中に嘘がないって本当に自信があれば

「嘘は嫌。嘘は嫌。嘘は嫌。」って、嫌悪しないわけよね。

他人の状態を見て、過剰反応をするって、自分自身の問題なんだよね。

こんなことわかっているはずなのに、今更実感。

でもね。私にとっては心地よい発見。

以前は歯を食いしばらないと、恥ずかしくて恥ずかしくて。

自分自身を見つめる作業は出来なかった。

今は楽しみ。

顔を出してもいいよ。私の中のまだ知らない私。