♪Le chat des bois♪

人生の苦しみから避難する方法がふたつある。
それは音楽と猫である。
(アルベルト・シュヴァイツァー)

ブルックナー再び

2006-02-22 | BPh
一昨日書いた「ブルックナーの交響曲第5番」のコソ録なんですが、本当に素晴らしく、もう何度も聴いてしまってます(下さった△様、本当にありがとうございます)。
BPhのブルックナー5番で、パユが演奏している正規盤はギュンター・ヴァントとの1996年のライヴレコーディングCD。この5番や4番「ロマンティック」など、一連のヴァント&BPhのRCAのレコーディングは名盤として名高いのですが、このコソ録はそれを凌ぐのではないかと思う程の名演なんです。パユもそのヴァントとの演奏から2年を経て、オケの中での彼の音色は一段と素晴らしく、オケマンとして成長している感じ。ソノリテが深みを増していて、かつ輝かしい。ホルンをはじめ、金管のサウンドも抜群だし、何と言ってもチェロが最高に巧い。

しかも今日は、いつも大変にお世話になっているM様より、同じ98年、同じアバドでベルリンのフィルハーモニーで行われた同曲の演奏会のFM録音を送って頂きました。演奏日が1週間ほどしか離れていない事を考えて、これもパユの演奏でしょう。まだ冒頭部分しか聴いていないのですが、これまた素晴らしいサウンドで驚きです。M様、いつも本当にありがとうございます。
これでまた元気が出ます!

アバドとの関係がとやかく言われたBPhですが、これらを聴く限りでは大変に良好だったのではないかと思います。

ヴァントと言えば、一昨年、私は幸運にもパユ(とル・サージュ)と一緒に食事をする機会があったのですが、その時に彼はこのヴァントのモノマネをしてくれました(笑)。ヴァントの姿勢や指揮を少しだけマネて笑わせてくれたですが、とても似ていて可笑しかったです。

しかしこのブルックナー、本当にハマりそう。スクロヴァチェフスキとかのDVDがないかとライブラリーを探したけど見つからず・・・。映像が観たいなぁ・・。
ヴァント&NDRのDVDでも買おうかなぁ・・・。

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