緑のオアシス・Muir Woods

ハワイに着いた翌日、ヒロで信号待ちしている時、横着に地図を見ていたらブレーキを強く踏んでなかったらしく前の車に接触。ドンではなくトンぐらいでこれはお互い何事も無く終わった。

そして帰る前日の夕方、食事に出かける途中ハワイ島を１周しているハイウエイに乗る時、後ろからいきなりドーンとぶつけられてしまった。その時の姿勢は体をひねって左肩越しに後方から来る車をチェックしている時で首を痛めてしまった。そしてサンフランシスコに帰ってすぐに風邪をひいてしまい、回復するのに１ヶ月以上もかかった。

こんな時には宝くじでも買えば良いのでは思ったが、未だに買っていない。

チョット元気が無くなったり、気分転換をしたい時に私が行く場所がゴールデンゲイト・ブリッジを渡り、１０マイル(１６キロ)ほど北西に入った所にある。

Muir Woods National Monumentだ。ここにはアメリカ杉（Redwood）の森がある。Redwoodは高さ120-130メートル、直径6.6メートル、樹齢2,000年の巨木になる。

この森の散歩は私に安らぎと元気を与えてくれる。森の中には幾つものトレイルがあり、その時の気分で好きな距離を歩ける。また小川が流れているので、水の音を聞きながら人通りの無いところで瞑想も出来る。

カメラを持っていくと、カメラアングルを探すというより、『おーい、おいらを撮ってくれよ』と自分と相性の良い木々達が話しかけてくるように、自然とカメラがそちらを向いてしまう。そのうちに木との無言の対話が始まる。『おまえでっけーな～』『そっちがちびだろ~』『年は幾つだ』など等。

時間のたつのを忘れてしまうオアシスだが、もう少し暖かくなると観光バスが来るようになる。朝は8時にオープンするので早めに来てパークを一人締めするのも楽しいかも。

ここは海の直ぐ近くでこの気候がRedwoods に適しているらしい。

湿気も多く苔が一面を覆っている。

Redwoodsの表面も苔で覆われている。

影と光のコントラストが楽しい演出をしてくれる。

真っ直ぐに天に向かって延びるRedwoods

春はもう直ぐだ。