鹿児島と宮崎を行ったり来たり

昨夜乗った夜行バスは５時半過ぎに鹿児島手前、高速姶良に到着した。近くのコンビニで朝食を買った後、15分暗い道を歩いてJRの帖佐駅へ向かった。
隼人を通過し、宮崎県と鹿児島県の県境周辺にある５駅を駅巡り、うち３駅は周辺に民家が疎らにしかない山の中の駅だが、県境があるのは平野部である。
一つ目の駅に降りた時は、７時前だったので薄暗かった。30分ほど待っていたら、周囲はだんだん明るくなってきた。
二つ目に降りた駅からは二駅間分のバス移動、明日からバスは年末運休だから、この手は使えなくなる。四つ目に降りた駅は山の中にあり、Wikipediaによると、乗降客数7人とのこと。人影はなく、民家から犬の吠え声が聞こえるだけ。そんなところで1時間以上過ごすことになった。駅巡りは10時半頃に終了した。

最後に降りた駅は都城の町外れ、次に乗り継ぐバスは2時間後に都城市内を通過する。そこでバス停を探すついでに昼食をとることにした。駅から歩くこと30分、国道沿いに目的のバスが通過するバス停を見つけた。
さらに歩くこと10分、バス停の前に食べ放題バイキングを見つけた。それもランチタイム税込み1130円の安いところ、目的のバスまで1時間、そこで時間をつぶすことにした。
安い分、肉はないが、寿司やデザートは食べ放題、宮崎らしく鶏南蛮があった。自家製タルタルは自分でかけるもので、とてもおいしかった。地元の人が食べるから味の保証はあるし。その他に、あら煮があった。

かなり得した気分で、小一時間バスに乗って、宮崎県都城から鹿児島県志布志へ。バスから列車への接続は悪く２時間近い待ち時間、歩く気力は失せていたので、近くのSL公園に行くなどして時間をつぶした。

志布志からは日南線を乗り通して宮崎へ。思ったほど海岸線沿いを走らなかったが、南郷から油津まではずっと海岸沿いを走り、絶景が続いた。だが、青島付近では暗くなって、景色を楽しむことができなかった。都城で最後に降りた駅を後にすれば良かったな。また、駅巡りしに来よう。

宮崎の銭湯で一風呂浴びたあと、鹿児島行の最終普通で朝降りた帖佐へ。バイキングから何も食べないで10時間経過したけど、まだ腹が減らないな。