5時39分の五能線で北上、青森県に戻り、6時53分に陸奥沢辺で下車する。早朝の漁港を40分ほど駅間移動、工事している場所があったが車の流れを調整するので、歩道を歩く身としては有難い。陸奥岩崎から15分乗って8時過ぎに秋田との県境の手前の大間越に到着、30分ほどで折り返し、陸奥沢辺の隣のウェスパ椿山で下車する。
ウェスパ椿山周辺は、コテージや昆虫博物館のある一大リゾート地だったが、コロナの影響でほとんどが営業中止となった。辛うじて残ったお土産屋でニンニク味のガシューナッツを買った。
9時35分の快速に乗って、秋田県最北端の岩舘着10時02分、そこからバスで一つ先の駅に行こうかと思ったが、バスは土曜日のみ運転、仕方がないので駅の裏の国道沿いの店で焼きいかを食べた。さらにするめいかをお土産に買った。
岩舘発11時44分の列車で北上して青森県へ、ウェスパ椿山の2つ先の横磯には12時32分に到着した。折り返しの列車は2時間20分も後なので、隣の艫作(へなし)駅まで歩きながら、不老不死温泉に寄ることにした。例によって歩道の狭い国道を歩き、横道へ。海沿いのためか坂道が思ったよりある。横磯から50分かかって不老不死温泉に着いた。
不老不死温泉は海の見える露天風呂で有名、以前は直接入れたけど、今は内湯でかけ湯をしなければならない。内湯と露天風呂は離れているので、一旦服を着る必要が出てくる。そのためか、思ったよりタイムロスが生じて、露天風呂に入る時間が短くなってしまった。そのうえ、不老不死温泉から艫作駅近くまで上り坂で汗を流した意味がなくなってしまった。
残すは大間越とウェスパ椿山の間の3駅、白神岳登山口から松神まで30分以上かけて歩いたが、それでも1時間以上余ってしまった。十二湖駅に着いたのは17時49分、暗くなる寸前で駅の中の店は閉まっていた。駅の中で1時間待って、昨日と同じリゾートしらかみで東能代へ向かった。
東能代では遅れていた1本前の列車に接続した。通勤途中にありがちだけど、旅行では初めてだ。そのため、ホテルのある鷹ノ巣には30分以上早い20時10分に着いた。目ぼしい飲食店はなく、コンビニでおにぎりを買って、ホテルの中で食べた。