「宇宙戦争」を見て～★★☆☆☆

今年30本目。公開初日にレイトショーで見てきました。

アメリカのある町で、稲光が何度も落ちる現象が起きた。
レイ（トム・クルーズ）はロビー（ジャスティン・チャッ
トウィン）を探しに、娘のレイチェル（ダコタ・ファニング）
を家に置いて出かけると突然地響きが始まった・・・・

H・G・ウェルズ原作の映画化。巨匠スピルバーグによる
リメイク。トム・クルーズ、ダコタ・ファニングの他に、
「ロードオブザリング」「フライト・オブ・フェニックス」
と最近注目のミランダ・オットー、「ショーシャンクの空に」、
「ミスティック・リバー」でオスカーを受賞したティム・
ロビンスらが脇を固める。

で評価は・・・・・最悪・・・
いつも「期待して映画を見てはいけない！」と心に留めていたが
スピルバーグと思って期待してしまって裏切られた感があった。

全てが悪い訳ではありません。
宇宙人が攻撃するシーンは迫力があり、（見た映画館はdts
サラウンドだった）ズンズンと椅子に響き、「これ、どう
撮影するの？」って思う程驚いてしまった。ハラハラドキ
ドキさせるのはお手のもの。
「ジュラシック・パーク」を彷彿させるものあり。

では何が駄目なのか？
最後、本当に最後が良くない！　寸止めくらったようで
最後の10分くらいがこの映画を全く駄目な印象にさせて
しまう。
最後の１０分くらいまで「こいつら強えよ、どうやって
倒すんだ」ってテンションを高めさせといて、最後に
あれはないよね。「あら、エンドロールＤてきちゃったよ。
冗談でしょ？」ってガッカリしてしまった。
ティム・ロビンス、可愛そうオスカー俳優がああいう
扱いされるなんて・・・あのシーンは必要なのかな？

オリジナル版を見て結末を知っている人が、本作品を見ると
良くリメイクされていたと思うらしい。でもこれ見る人が私
も含め初めて見る人ばかりだし・・・・

この「宇宙戦争」＝「インデイペンデンスデイ（ID4）
（迫力・最後・宇宙人の格好）」＋「アナコンダ（宇宙人
の触手）」＋「未知との遭遇（宇宙人の音）」と感じた。

子供っぽいと酷評された「ＩＤ４」の宇宙人、最後は多少
パクッているっと思ったのは私だけでしょうか？

試写会を見た人は「評価を公表しない」と念書を書かさ
れたようですが映画会社として念書書かせて正解ですね。
これ口コミで広まったら誰も見に行かなくなる。

期待して見に行った私がアホだったと思うしかないですね。
この夏は「スターウォーズエピソード３」の圧勝でしょうね。
因みにスターウォーズって日本語に訳せば宇宙戦争って
いうって気付いていました？

予告編でキングコングのが放映されたが、面白そうだった。
今から楽しみ。　裏切らないでね。