大覚寺
嵯峨御所とも呼ばれています。
平安初期、嵯峨天皇が檀林皇后とのご成婚の新室である離宮を建立し、これが大覚寺の前身・離宮嵯峨院です。
また、いけばな発祥の花の寺であり「嵯峨御流」の総司所(家元)でもあります。
立派な幹です。
宸殿
勅使門
嵯峨菊展が開催されていました。この菊は初めてみました。
古典菊の嵯峨菊は一鉢に三本、花は先端が三輪、中程に五輪、下手に七輪を付け「七五三作り」といわれます。
殿上から鑑賞するのにちょうどよい高さの約2メートルに仕立てます。
村雨の廊下
諸堂を結ぶこの回廊は、縦の柱を雨、直角に折れ曲がっている回廊を稲光にたとえ、「村雨の廊下」と呼ばれる。天井は刀や槍を振り上げられないように低く造られ、床は鴬張りになっています。
境内の紅葉
大澤の池
周囲約1kmの日本最古の人工の林泉(林や泉水などのある庭園)。嵯峨天皇が離宮嵯峨院の造営にあたって、唐(中国)の洞庭湖を模して造られたところから、庭湖とも呼ばれています。
嵯峨天皇が中秋の名月に舟を浮かべ、文化人・貴族の方々と遊ばれたそうです。空を見上げ、目を落とせば静かな水面に映る月。この2つの月を楽しんだそうです。
心経宝塔