満開の桜が、静かにその花びらを落として
行きます。
少し寂しい気もしますが、これも春本番を
迎える準備。
コロナ禍で胸一杯に空気を吸い込むことが
難しいですが、このひと時を目に焼き付けたい
ものです。
ちとふなこども将棋教室の高野です。
3月も無事2回の教室を終えることが出来ました。
今月は指導対局を行う中で、一つ気になったことがありました。
それはギリギリの終盤戦でのこと。
詰めろを掛けても勝ちの局面。
しかし、果敢に詰ましに行き、駒を渡して逆転負け。
誰でも経験のあることです。
問題はその考え方。
最終盤には、局面を考える順番があります。
手番が来たら
①相手の玉が詰むかどうか?→詰むと思えば、詰ましに行く。
詰まないと判断した場合→
②自分の玉が詰むかどうか?
詰むと判断した場合→受ける。
詰まないと判断した場合→相手の玉に詰めろを掛ける。
これを繰り返して行きます。
「当たり前じゃない」と言われそうですが、
相手の玉を捕らえることが出来そうな最終盤では
上記のところ
「自分の玉が詰む、詰まない」の読みがどうして
甘くなります。というか、相手の玉ばかりに目が
行きがちです。
勝ちたい気持ちはとても大事で、相手の玉の
「詰む、詰まない」を読むことは一番大切なこと。
しかし、それと同じぐらいに
「自分の玉の詰む、詰まない」も読まなければ
いけません。
そこで、私から練習方法を一つ。
いつもやっている詰将棋の問題を逆さまに
してみてください。
あら、不思議。
自分が玉のほうになるではありませんか。
この状態から、詰将棋を考えてみてください。
これをやることによって
「どんな形になったら、詰まされてしまうのか」
という感覚がつかみやすくなります。
1冊の本で、問題が倍になる
この練習法。
ちょっと試してみてください。
次回の教室は4月7日となります。
4月からは新しい学年となる新学期。
気持ちも新たに、将棋も頑張りましょう!
ちとふなこども将棋教室 高野秀行
行きます。
少し寂しい気もしますが、これも春本番を
迎える準備。
コロナ禍で胸一杯に空気を吸い込むことが
難しいですが、このひと時を目に焼き付けたい
ものです。
ちとふなこども将棋教室の高野です。
3月も無事2回の教室を終えることが出来ました。
今月は指導対局を行う中で、一つ気になったことがありました。
それはギリギリの終盤戦でのこと。
詰めろを掛けても勝ちの局面。
しかし、果敢に詰ましに行き、駒を渡して逆転負け。
誰でも経験のあることです。
問題はその考え方。
最終盤には、局面を考える順番があります。
手番が来たら
①相手の玉が詰むかどうか?→詰むと思えば、詰ましに行く。
詰まないと判断した場合→
②自分の玉が詰むかどうか?
詰むと判断した場合→受ける。
詰まないと判断した場合→相手の玉に詰めろを掛ける。
これを繰り返して行きます。
「当たり前じゃない」と言われそうですが、
相手の玉を捕らえることが出来そうな最終盤では
上記のところ
「自分の玉が詰む、詰まない」の読みがどうして
甘くなります。というか、相手の玉ばかりに目が
行きがちです。
勝ちたい気持ちはとても大事で、相手の玉の
「詰む、詰まない」を読むことは一番大切なこと。
しかし、それと同じぐらいに
「自分の玉の詰む、詰まない」も読まなければ
いけません。
そこで、私から練習方法を一つ。
いつもやっている詰将棋の問題を逆さまに
してみてください。
あら、不思議。
自分が玉のほうになるではありませんか。
この状態から、詰将棋を考えてみてください。
これをやることによって
「どんな形になったら、詰まされてしまうのか」
という感覚がつかみやすくなります。
1冊の本で、問題が倍になる
この練習法。
ちょっと試してみてください。
次回の教室は4月7日となります。
4月からは新しい学年となる新学期。
気持ちも新たに、将棋も頑張りましょう!
ちとふなこども将棋教室 高野秀行