結構本好きでして、特にノンフィクションが好きなんですが文芸ものも読みます。
好きな作家さんはいっぱいいるんですが、奥田英郎さんだけは欠かさず読んでますね。
もう、別格ですかね。
上の写真は2014年に出版された2冊なんですが、最高に素晴らしかったですね。
・田舎でロックンロール
岐阜の大垣という地方都市で育ち東京での暮らしも一応経験している私としては、各務原で育ち都会との文化格差に苦しみながらも音楽とともに青春過ごした日々を描いた本作は、世代は違えど共感度MAXでした。
しかも、私自身、結構な音楽マニアであることがアイデンティティの一部となっていたので、勝手ながら自分の事のように読めてしまいました。
・ナオミとカナコ
こういうサスペンスフルな氏の作品も大好物です。法律が裁くところの被害者には全く共感致しませんでしたが、主人公である加害者の事は我が事のように手に汗握るスピード感で読んでしまいました。
いやー完全犯罪ってやっぱり難しいんですね。
この高度に監視された日本社会で犯罪を起こすときはくれぐれも隙の無い様にしたいものですね。
以上が書評、いや感想ですかね。
とにかく素晴らしかったです。
ニコニコ整体
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